シミのレーザー治療における術後の注意点やダウンタイムについて
シミのレーザー治療における術後の注意点やダウンタイムについて
シミのレーザー治療はQスイッチレーザーやピコレーザーのスポット照射と顔全体に照射するレーザートーニングに分かれます。
一般的にレーザー治療というとスポット照射のことを指すことが多いです。
スポット照射(Qスイッチレーザーやピコレーザー)後の注意点について
レーザー照射部位は軽いやけどのような状態になっていますので、強くこすったり、紫外線に当てたりしないようにする必要があります。
レーザー治療直後の肌は軽いやけど状態になっており、こすると表皮が剥がれ、真皮がむき出しの状態となってしまいます。
そうなれば軽い刺激で炎症が起こり、結果的に炎症後色素沈着という別のタイプのシミができることになります。
上記のこすってしまった場合と同様に皮膚に炎症が起こり、炎症後色素沈着の原因となりえます。
なるべくこすらず、日焼けに注意していれば、数ヶ月で改善することがほとんどです。
ハイドロキノン、トレチノイン、ビタミンCローションなどで治療してもいいでしょう。
掻いたりする方はさすがにおられないでしょうが、洗顔時(特にお化粧を落とす際)や顔を拭く際にゴシゴシしてしまう方は多いようです。
レーザー照射部位はしばらくかさぶたになり、絆創膏やテープで覆っていただく必要があります。7〜10日程度その状態が続きます(左画像)。
問題ありませんが、レーザー照射部位を強くこすったりはしないように注意が必要です。
はい、問題ありません。
基本的には皮膚科医が日焼けを勧めることはないのですが、レーザー治療後、1ヶ月間は特に注意が必要です。
レーザーを当てていない箇所は治療直後からお化粧していただいて構わないのですが、レーザーを当てた箇所は、1週間ほどはテープ保護をお願いしていますので、お化粧は避けていただきたいと思います。
レーザー照射した皮膚を保護するために、1週間ほどテープや絆創膏保護をお願いしていますが、もしどうしても絆創膏をつけられない場合は、優しく軟膏と日焼け止めをつけてファンデーションでカバーしていただいてもいいと考えています。
シミのレーザートーニング後の注意点について
レーザートーニング後はすこしお肌がデリケートになっていますので、こすらないように気をつけることと、日焼けに注意しすることが重要です。
優しく保湿し、日焼け止めクリームをつけていただくことが大事です。
少なくとも1週間、理想的には1ヶ月ほど続けていただければと思います。
はい、大丈夫です。ただしレーザー治療部位の顔はゴシゴシ洗わないようにお願いいたします。
はい、大丈夫です。ただし繰り返しになりますが、ゴシゴシ洗わないようにお願いいたします。
翌日からであれば問題なくお化粧していただけます。
ほぼありません。治療直後に数時間赤みが続く程度です。
皮膚科医が日焼けをお勧めする事はあまりないのですが、特にレーザートー二ング後1ヶ月間は注意したほうがいいでしょう。
はい、特に問題ありません。
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ピコレーザーとQスイッチレーザーの違いを動画で解説
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