ピコレーザー

ピコレーザーは１兆分の１秒程度と言った極めて短い時間でレーザーを照射する機械でシミやアザ、刺青に対して、なるべく周囲の組織を傷つけないように設計されたレーザーです。2013年ごろから実用化されており、数年後には日本でも販売され始めました。2020年には一部のピコレーザーにおいて太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青に対して保険適応となりました。

従来のQスイッチレーザーよりも短い時間でレーザーを照射することでより、色素沈着や瘢痕形成などの副作用、ダウンタイムが軽減しされており、世界的にはシミ・刺青治療はQスイッチレーザーからピコレーザーに置き換わっていっております。

フラクショナル（点状にレーザーを照射すること）機能を持たさせることで、小じわ、ニキビ跡の治療を行うこともできます。