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ヒアルロン酸の注入箇所

hyaluronic acid

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parts ヒアルロン酸の注入箇所

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お顔へのヒアルロン酸の注入部位としてオーソドックスな箇所は、額、こめかみ、目の下、マリオネットライン、頬(ゴルゴライン)、ほうれい線、顎などが挙げられます。それぞれ部位によって注入の目的が異なるため、目的に沿った形でヒアルロン酸を注入する必要があります。ここでは部位別のヒアルロン酸注入方法について解説します。

額へのヒアルロン酸注入 

額へのヒアルロン酸注入は

  • ①額の横シワ
  • ②額のくぼみ

上記2つのケースで行われます。

①額の横シワ
一般的にはボトックス注射が行われることが多いのですが、眼瞼下垂がある、もしくは眼瞼下垂が疑われる場合に、ボトックス注射だけでは効果が不十分な場合、ヒアルロン酸注入にて治療を行います。

ボトックス注入は前頭筋の機能が低下するため目が開けにくくなるというデメリットがありますが、ヒアルロン酸注入の場合は目を開けやすくなる、という効果があります。

②額のくぼみ
額の外側、眉の上あたりが加齢とともにくぼんでくることはよくあります。これは額の骨の萎縮によるものですが、ヒアルロン酸を注入することで、改善させることができます。
(プロトコールのうち U1、U2に相当)

なお額のくぼみにヒアルロン酸を注射することで、目が開けやすくなる、と言った効果があります。

こめかみへのヒアルロン酸注入  

こめかみが加齢により萎縮して窪んでくることがあります。この場合、こめかみの骨上、もしくは皮下にヒアルロン酸を注入します。基本的なヒアルロン酸注入の手技で、こめかみをふっくらさせるだけでなく眉を上げたりたるみを改善させる効果もあります。

こめかみに指を当てて少し引き上げると、顔が引き上がることから効果を実感できると思います。(プロトコールのU1相当)

目の下のくぼみ(クマ)、たるみへのヒアルロン酸注入 

ヒアルロン酸注入が最もよく行われる部位の一つです。

目の下のくぼみ、たるみ、クマの治療にはヒアルロン酸注入が第一選択となります。柔らかめのヒアルロン酸を微量、点状、もしくは線状に注入することで、目の下のくぼみを埋め症状を改善させます。

比較的柔らかいヒアルロン酸を少量注入します。 
(プロトコールのTに相当)

目マリオネットラインへのヒアルロン酸注入

マリオネットラインとは、口の両端から顎へ伸びるしわのことを指します。この部分もヒアルロン酸注入もよく行われる治療ですが、注入方法がバリエーションに富んでおり、どの方法が最もよいか、というのは一概には言えないところかと思います。

ヒアルロン酸を扇状に注入する、線状に注入する、口角に結節状に注入するなど様々な方法があり、患者様に合わせて、注入方法を変えています。
(プロトコールLo1に相当)

なおマリオネットラインは、ただのシワではなく頬のたるみや口角下制筋の過剰な働きにより、二次的に発生していることが多いです。
たるみが原因による場合は、頬(プロトコールのM1、M2、Lo4)などへ注入を行い、たるみをまず改善させたほうがいいでしょう。 また口角下制筋の働きが過剰な場合は、ボトックスによりその過剰な働きを抑制します。

頬(ゴルゴライン)へのヒアルロン酸注入

この部位はヒアルロン酸注入のなかでも最重要ポイントで、頬のたるみを改善さるために注入します。(プロトコールのM1、M2に相当)

骨上、皮下に注入します。

俗に「ゴルゴライン」というものを治療するだけでなく、頬を引き上げ、たるみ全体を改善させ、ほうれい線、マリオネットラインなどを改善させます。

通常、頬骨上にヒアルロン酸が注入されるケースが多いのですが、その場合は頬骨が盛り上がって見え、美的に美しいとは言えない仕上がりになってしまいます。そこで当院では、頬のリフトアップを行う場合でも、頬骨トップに注入するのではなく、その下に注入し頬が盛り上がって見えないような工夫をしております。
また頬骨上に注入する場合は、頬骨が解剖学的にくぼんでいる位置に注入することで頬骨が盛り上がって見えるのを防ぎます。

ほうれい線へのヒアルロン酸注入 

ほうれい線は他のシワと異なり、様々な原因が複合的に合わさって発症します。

ほうれい線ができる原因には3つあり、それぞれの特徴にあわせてヒアルロン酸注入を行うことがポイントです。

  • ①頬のたるみによるタイプ
  • ②鼻の横の骨が萎縮しているタイプ
  • ③鼻の横の筋肉(上唇鼻翼挙筋、上唇挙筋など)などの働きが強すぎる場合

それぞれのタイプにあわせて解説します。

①頬のたるみによるタイプ

最も多いほうれい線のシワのタイプです。 中年以降に頬のたるみとともにほうれい線が目立ったきた、という方に多いです。口角のマリオネットラインなどと同時に目立ってくることが多いです。

この場合、ほうれい線に直接ヒアルロン酸を注入するだけでなく、頬や、頬骨近く、もみあげのあたりに注入することで、たるみも同時に治療する必要があります。

一般的にヒアルロン酸の注入量が多めになります。
その他、レーザーや超音波、ラジオ波などで、たるみ治療を行ってもいいかと思います。

注入点はM1、M2、Nとなります。

②鼻の横の骨が萎縮しているタイプ

アジア人に多いと言われているタイプで、鼻の横の骨がくぼんでいるためにほうれい線が目立つタイプです。
10代、20代くらいの若いうちからほうれい線が目立つという場合、このタイプが多いです。
ヒアルロン酸を用いて治療を行います。

注入点はNとなります。

③鼻の横の筋肉(上唇鼻翼挙筋、上唇挙筋)などの働きが強すぎる場合

こちらも比較的若いうちからほうれい線が目立つ、という方に多いタイプです。 鼻の横の筋肉が発達して過ぎていて、ほうれい線が目立ちます。

ガミースマイル(笑った時に上歯茎が目立つ)方に多いです。
この場合、無理にヒアルロン酸注入だけで治療を行うと症状が改善されないケースがあるため、ボトックスを併用し原因となっている筋肉の働きを弱め、かつヒアルロン酸を注入することが多いです。

注入点はNとなります。

顎に対するヒアルロン酸注入

Lo1,Lo2に相当します。

Lo2は加齢とともに萎縮しやすい位置です。
ご自身では意識しづらいのですが萎縮の結果、おとがい筋の機能が過剰となり、顎の梅干しジワが目立ったりすることもあります。この部分に注入することで、頸部のボリュームが満たされ、口周りの自然な表情が作られるます。
Lo3はあまり意識されることはないのですが、日本人には顎がそもそも萎縮している方が多いので、少しLo3に注入し、顎先端を少し前に突出させた方が印象が良くなることが多いです。

またLo2、Lo3にヒアルロン酸注入することで頬、首のたるみも改善させることができます。

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