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ヒアルロン酸の副作用

Hyaluronic Acid
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ヒアルロン酸の副作用

ヒアルロン酸注射は十分に安全性の高い治療として世界中で行われていますが、医療行為ですので副作用等がないわけではありません。
実際に他の美容クリニックでは、ヒアルロン酸注入を行った患者様が、細胞壊死や失明といった症状を起こしてしまった事例もあります。

重大な副作用:血管閉塞

ヒアルロン酸注射の副作用で最も重要、かつ重篤な副作用は血管閉塞です。
ヒアルロン酸を血管内に注入し、その血管、もしくはその血管と繋がっている血管をヒアルロン酸で閉塞させてしまい、その血管が栄養している部位が潰瘍か壊死させてしまいます。

目を栄養している血管を閉塞させてしまった場合は失明することもあります。(世界で50例ほど失明の報告があります)。失明の原因となっていう注入部位は眉間、上眼瞼内側あたりに集中しており、そのあたりを避ける、もしくはカニュラ(カニューレ)で注入するなど、工夫することで避けることができます。
ほうれい線注入時、マリオネット注入時にも血管閉塞が比較的多く報告されています。それらの位置では血管の走行にバリエーションが多く、解剖学を熟知しても、血管を閉塞させることがあるとされています。

もし血管を閉塞させてしまった場合は、即座にヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)を注入し、ヒアルロン酸を分解いたします。

稀におこる副作用:感染

ほとんど経験することではないのですが、注入したヒアルロン酸周囲にバイオフィルム(菌膜)が形成されることで感染が生じます。

・重度糖尿病の方
・免疫抑制剤内服中の方
・慢性病巣感染(重度齲歯、副鼻腔炎、慢性扁桃腺炎など)をお持ちの方
・顔に囊胞、化膿したニキビが多数ある場合
・HIV感染症など免疫が低下している方
上記の症状がある際にヒアルロンを大量に注入した場合に起こりるとされています。
感染が起こった場合は、即座にヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)を用い、さらに抗生剤にて治療します。

稀におこる副作用:アレルギー反応

アレルギーもきちんとしたヒアルロン酸を使用している限りまず経験されることはないのですが、ヒアルロン注射に対するアレルギーが僅かながら報告されています。
ヒアルロン酸そのものはもともと体内にも存在する成分のため、ヒアルロン酸自体に対するアレルギーというのは考えづらく、ヒアルロン酸注射を作る際に含まれる添加物に対するアレルギーが考えられています。
いずれにしろ純正のヒアルロン酸注射によりアレルギー反応を起こすことはあまりありませんので、それほど心配はいらないと思うのですが、もしどうしても心配な場合は腕などに微量ヒアルロン酸を注入し、アレルギー反応が起こらないかチェックする方法もあります。

比較的よくある副作用:左右非対称

左右に同量のヒアルロン酸を注入したとしてもわずかに左右差が生じることはよくあります。その場合、1週間後くらいにタッチアップ(追加注入)していただくと良いと思います。

その他の軽度な副作用(紅斑、疼痛など)

紅斑、疼痛、硬結、内出血、浮腫、小結節、掻痒

上記の副作用はヒアルロン酸注入に伴い、ある程度の頻度で発生するものですが、通常は2週間程度で消失しますので、大きな問題になることはありません。
これらの副作用が起こった場合もマスクやコンシーラで隠せることが多いので、多くの場合は翌日から普通通り仕事に行っていただけます。しかし注入後すぐに写真撮影や会合、パーティなどがある場合は、念のため、その2週間ほど前にヒアルロン酸注射を受けられるといいと思います。

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