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米国学会からヒアルロン酸注入に関する報告

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米国学会から
ヒアルロン酸注入に関する報告

米国を始めとする欧米先進国では、ヒアルロン酸注入に関して公式の学会で、注入のテクニックシェアが行われています。
これは私の知る限り日本ではおこなれていません。

日本ではヒアルロン酸メーカー主催による勉強会、テクニックシェアが行われていますが、それらと正式な学会でのテクニックシェアとは全く意味が異なります。
メーカー主催の会合では医学的な根拠がそれほど求められないのに対し、学会でのそれは、医学的根拠及びpeer reviewに耐えるものでないといけないからです。

米国AAD(American Academy of Dermatology 世界最大の皮膚科学会)では、多くのヒアルロン酸注入のエクスパートが集まり、それぞれのテクニックを披露していきます

左側に患者さまが実際に座り、右側にはご遺体が置かれ、いずれも大きなモニターで映し出され参加者はよく見ることができます。

左側で患者様に実際ににヒアルロン酸を注入しながら、右側でご遺体を解剖してきます。 そのため解剖学について知識を深めながら注入していくことが可能です。

モニターになっていただく患者様も何人も来られていますので、様々なお顔、ご年齢の方に対して注入を行います。ヒアルロン酸の注入は画一的な治療などあるはずがなく、患者様に合わせた注入方法必要です。

そのあたりは明らかに米国の方が意識が進んでいて、日本における画一的な注入方法の推進は逆を行っているように感じます。

ASDS(American Society of Dermatologic Surgery)は世界最大の皮膚外科学会です。かなり入会審査が厳しく、英語で皮膚科医としての実績を証明するのがないと学会見学すら行うことができません。

もちろん日本からの参加者は私一人です。

皮膚外科学会と言っても半分は美容医療に関することで、その中でもヒアルロン酸、ボトックスといった注入療法が大きなウエートを占めています。文字通り世界最新の注入方法がシェアされています。

ヒアルロン酸に関しては、2017年は口周囲、首元、フェスラインに関する注入、ボトックス、スレッドリフト、脂肪吸引とのコンビネーションセラピーなどが大きなテーマとなっています。

世界中から集まった有名な皮膚科医、形成外科医におり次々に新しい注入法が紹介され、華麗なテクニックが広されていきます。
これに関して、日本では行われる機会はありません。
思うに、注入方法というのは、患者様によって変えていくべきで、どれだけ多くの注入法を知っているかが重要です。

10通りの注入方法を知っているのと100通りの注入方法を知っているのでは結果が異なるのは当たり前と言えるでしょう。

日本で知られているヒアルロン酸の注入法はごく一部にすぎません。

多くの注入方法を知る意味でももっと多くの日本人医師がAAD、ASDSに参加されることが望ましいと思います。

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