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2022年07月04日

オイリー肌(脂性肌)は改善できる?皮膚科医が改善策や治療について解説!

オイリー肌はニキビや毛穴の黒ずみ、化粧崩れなどの美容上の悩みを抱えやすい肌質です。日ごろから肌質について気になっている方の中には、オイリー肌の改善方法を探している方も多いのではないでしょうか。 オイリー肌は適切なスキンケアや生活習慣の見直しで、ある程度の改善が可能です。この記事では、オイリー肌になる原因や改善策、治療方法について解説します。

オイリー肌とは

オイリー肌は脂性肌とも呼ばれており、過剰に皮脂が分泌され、肌のテカりやベタつきが出やすい肌質を指します。 とくに、眉の周辺や鼻筋などのTゾーンはオイリーになりやすい部分です。 混合肌の場合は、Tゾーンがオイリーでフェイスラインが乾燥している傾向が多いですが、オイリー肌の場合は、乾燥しているパーツがなく、顔の肌全体がテカっている状態です。 オイリー肌により、メイクが崩れやすかったり、黒ずみや毛穴が目立ったりすることもあるため、多くの方がオイリー肌に関する美容上の悩みを抱えています。 また、オイリー肌はニキビの原因となることもあるため、肌質に適したケアをする必要があります。次の記事でも、オイリー肌や混合肌について解説していますので、参考にしてください。

関連記事:肌質改善はできる?改善のカギとなるポイントや治療方法について解説

オイリー肌の原因

オイリー肌の主な原因は体質やホルモン分泌ですが、生活習慣の影響もあります。ここでは、オイリー肌の原因となる体質やホルモンの影響と生活習慣について解説します。

体質やホルモンの影響

オイリー肌になるのは、生まれつきの体質や、ホルモンの作用による影響が大きいです。ホルモンの作用で皮脂が過剰に分泌されてオイリー肌になります。 たとえば男性ホルモンのテストステロンやアンドロゲンが、皮脂分泌に影響するといわれています。男性ホルモンは男性の方が分泌される量が多いですが、女性からも分泌されます。

生活習慣

オイリー肌になりやすい生活習慣は、次のとおりです。

  • 過度なストレスや睡眠不足
  • 脂っこいものや甘いものの食べ過ぎ(ジャンクフードやお菓子など)
  • 過度な飲酒

生活習慣が乱れると、多くの皮脂が分泌されオイリー肌になることもあるため注意しましょう。

オイリー肌の改善方法

オイリー肌を改善するためには、次の点を心がけてみてください。

  • 肌への刺激を抑えて洗顔する
  • 洗顔後は優しく顔をふく
  • サリチル酸やAHAが含まれている洗顔材を使う
  • オイルフリーやアルコールフリーの化粧水を使う
  • 脂っこい食べ物や甘い食べ物を避ける
  • ストレスケアを行う

詳しく解説しますので参考にしていただき、ぜひ実践してみてください。

肌への刺激を抑えて洗顔する

まずは洗顔の際に、肌への刺激を抑えることが重要です。普通の洗顔石鹸を泡立てて、泡で優しく洗い、肌に強い刺激を与えないようにしましょう。 ごしごし洗うと、皮脂腺への摩擦による刺激で皮脂が分泌して、ますますオイリー肌になる可能性があります。洗顔は朝と晩の1日に2回を目安にするとよいでしょう。

洗顔後は優しく顔をふく

洗顔後も優しくふき取ることが大切です。タオルで強くふき取ると、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌量が増え、オイリー肌になる場合があります。

サリチル酸やAHAが含まれている洗顔材を使う

オイリー肌にはサリチル酸やAHAが含まれる洗顔材の利用もおすすめです。サリチル酸やAHAは角質のつまりを解除する効果が期待できるため、オイリー肌の予防になります。 サリチル酸は、肌表面の角質をやわらかくする作用のある薬剤です。皮膚科でもケミカルピーリングで古い角質をはがす際に用いられます。 AHAとは、柑橘類などに含まれる天然由来の成分で肌への刺激が少ない成分です。リンゴ酸や乳酸、クエン酸、グリコール酸を指します。

オイルフリーやアルコールフリーの化粧水を使う

オイリー肌の場合は、オイルやアルコールの入っていない化粧水を使うとよいでしょう。オイルフリーの化粧水を使用して、さっぱりとした保湿を心がけてみてください。 またアルコールフリーの化粧水を選ぶ点もポイントです。アルコール入りの化粧水は、アルコールが皮脂腺を刺激してオイリー肌を悪化させてしまう場合があるため注意しましょう。

脂っこい食べ物や甘い食べ物を避ける

オイリー肌を改善するためには、脂っこい食べ物や甘い食べ物をとらないようにする点も重要です。 甘い食べ物を摂取すると血糖値が上昇し、皮脂の分泌量が多くなるためオイリー肌の原因となる可能性があります。血糖値の上昇を抑えるために分泌されるインスリンは、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌量を向上させる働きもあるのです。 飽和脂肪酸を含むバターや牛脂、ラード、肉類、ショートニングなども皮脂を過剰分泌させる原因になるため食べ過ぎない方がよいでしょう。

ストレスケアを行う

睡眠不足やストレスもオイリー肌につながります。そのため、しっかりと睡眠をとり、ストレスケアを行うことも重要です。 過度のストレスが続くと皮脂の分泌を促進させる男性ホルモンが増加することで、皮脂の分泌量が増えるといわれています。 オイリー肌の改善方法については下記の動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。

オイリー肌における肌トラブル

オイリー肌になると、ニキビができやすくなったり、毛穴が黒ずんだりします。さらにメイクが崩れやすくなるため、多くの美容上のデメリットがあるのです。ここではオイリー肌における肌トラブルについて詳しく解説します。

ニキビができやすくなる

オイリー肌は毛穴に皮脂がつまりやすいため、普通の人よりもニキビができやすい傾向があります。 皮脂がつまると、それを栄養源にしているアクネ菌などのニキビ菌が繁殖します。ニキビ菌が繁殖すると、毛穴が炎症を起こしやすくなりニキビができやすくなるのです。 次の記事ではニキビの治し方について解説しています。ニキビでお悩みの場合は、どうぞご覧ください。

関連記事:痛いニキビはどう治す?原因や治療方法を解説

毛穴が黒ずむ

皮脂の分泌量が増えると、毛穴の黒ずみが目立ちます。毛穴の黒ずみは、「角質」と「皮脂」が混ざり合ってできた角栓と呼ばれる物質が原因です。 角質にはメラニンが含まれているため黒っぽく見え、皮脂も酸化することで黒っぽくなります。また、皮脂がたまると毛穴が開いてしまうため、黒ずみが目立つようになります。

メイクが崩れやすい

オイリー肌は朝からメイクを整えても、お昼頃には崩れ始めることもあります。過剰に分泌された皮脂が、化粧品に含まれる油性成分を溶かしてしまうからです。 メイクが崩れないように厚塗りしても、オイリー肌の場合は、肌の油分に加え、メイクによる油分も肌へプラスすることになるため、逆効果になる可能性があります。テカリが気になる方やオイリー肌を自分で改善したい方は、次のスキンケア方法を試してみてください。

オイリー肌のスキンケア方法

オイリー肌の場合は、オイルフリーの乳液や美容液を使うようにしましょう。ファンデーションもオイルの少ないミネラルファンデーションの使用がおすすめです。 また、メイクを落とす際は肌に刺激を与えないように、摩擦の少ないジェルやオイルタイプのメイク落としで優しく落とすこともオイリー肌のスキンケア方法としておすすめです。

オイリー肌の治療方法

オイリー肌を改善させるためには、トレチノイン(外用薬)や、どうしても治療をしたいという患者様にはイソトレチノイン(内服薬)が効果的です。 トレチノインとは、ビタミンA(レチノール)活性体を指し、皮脂腺を委縮させ、皮脂の過剰分泌を抑える外用薬です。 イソトレチノインもトレチノインと同様に、皮脂腺の分泌を抑制し、皮脂腺そのものを小さくする効果があります。保険治療では改善できなかったニキビに処方されることが多い内服薬ですが、注意すべき副作用が多数あるため、イソトレチノインは切り札として考え、医師と相談したうえで治療に臨むのがよいでしょう。 どうしてもイソトレチノインでオイリー肌を治療したいという方は、一度副作用についてご確認いただいたうえで当院までご相談ください。

イソトレチノインについて詳しくはこちら

まとめ

オイリー肌は、生活習慣の改善や適切なスキンケアで改善が可能です。洗顔の際は肌を擦らないようにして、皮脂への刺激を抑えるようにしましょう。また甘いものや脂っこいものを食べ過ぎないことも大切です。 オイリー肌はニキビや毛穴の黒ずみ、化粧崩れにつながります。オイリー肌を改善したい場合は、当院にて適切なアドバイスや治療を行っていますので、どうぞご相談ください。

監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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