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2022年06月22日

そばかすを自分で消す方法はある?皮膚科でおすすめの治療法も紹介

そばかすが気になっている人の中には、セルフケアで消したいと考えている人もいるのではないでしょうか?自分でそばかすが消せるのか気になりますよね。

この記事ではそばかすのセルフケアのポイントや、皮膚科で受けられる治療法について解説します。

そばかすとは?他のシミとの違い

鼻から頬にかけて分布する小さな班点状のシミで雀卵斑とも呼ばれています。そばかすは遺伝的要素があり白人によくみられるシミですが、日本人でも肌の白い人にみられることがあります。

そばかすも他のシミと同じように、紫外線を浴びると色が濃くなったり数が増えたりすることがあります。一般的に思春期以降はそばかすが薄くなることもありますが、子どもの頃から紫外線対策を行うことが大切です。

そばかすを消すのためのセルフケアについて

そばかすにコンプレックスを感じている人の中には、自分で消したいと考えている人もいるかもしれません。残念ながら、多くのシミと同じようにセルフケアのみでそばかすを消すのは難しいものです。

とはいえ、そばかすのセルフケアをすることで、色素沈着が濃くなったり数が増えたりするのを予防することが可能です。ここではそばかすの悪化を防ぐためのセルフケアについてみていきます。

紫外線対策をする

そばかすなどシミがある場所は、メラニン色素を産生するメラノサイトが活発である特徴があります。そばかすの悪化を防ぐために、1年を通して紫外線対策を意識して行いましょう。具体的な方法としては、日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子を使って物理的に紫外線を遮断したりする方法があります。

美白化粧水を使う

そばかすの悪化を防ぐために、毎日のスキンケアで使いたいのが美白化粧水です。美白化粧水そのものにはそばかすやシミを消す効果はありません。その一方で、メラニン色素の生成を抑えたり、排出を促したりする美白成分が含まれています。

ビタミンCやビタミンEを取る

身体の内側からも美白ケアを行うと、そばかすの悪化を防ぐのに役立ちます。ビタミンCには還元作用があり、シミに対する美白効果があります。

また近年、シミの原因として注目されているのが活性酸素です。過剰な活性酸素が発生すると、メラノサイトを刺激してメラニン色素の産生を促されます。ビタミンEは抗酸化作用により、活性酸素を除去することが可能です。

そばかすを消すのなら皮膚科の治療がおすすめ

そばかすのセルフケアは症状の悪化を防ぐのに役立ちますが、そばかすを消すのに適しているのが皮膚科の治療です。特に成人になると、そばかすと老人性色素班が重なることもあり、自分で判断するのが難しいこともしばしばです。

まずは自分がそばかすかどうかを知るために、皮膚科の診断を受けることが大切です。皮膚科ならそばかすを悪化させないための専門的なアドバイスを受けられるだけでなく、効果的な治療を受けることができます。以降では、そばかすの改善を目指した治療についてみていきます。

そばかすに効果的な治療の種類

皮膚科や美容皮膚科で行われているそばかす治療は以下になります。

フォトフェイシャル

IPLという特殊な光をそばかすなどシミのある部分に照射する治療法です。そばかすだけでなく、毛穴にも効果があり肌質の改善が期待できます。

施術時に輪ゴムで弾かれたような痛みがあるものの、ダウンタイムがほとんどありません。施術後すぐにメイクができ、通常通りの生活を送ることができます。フォトフェイシャルの費用の目安は1回2~3万円です。

レーザー治療

そばかすの原因となるメラニン色素をピンポイントでレーザー照射する治療法です。レーザーの種類にもよりますが、針で刺されるような痛みがあるため、通常は麻酔をしてレーザー照射をします。

これまでそばかす治療で使われてきたレーザーがQスイッチYAGレーザーですが、ダウンタイムの症状に肌の赤み・かゆみ・乾燥などがあります。

レーザーによるそばかす治療は、斑点の数ごとに費用が決まっていることがほとんどです。費用の目安は5ミリ以下の色素沈着1つ分が5千円程度になります。

そばかすに対するピコレーザーのメリット

そばかすのレーザー治療で注目されているのが、ピコレーザーです。ピコレーザーは、ピコ秒(1000億分の1秒)という非常に短時間で照射が可能なレーザーで、様々なメリットがあります。

ピコレーザーついての詳細はこちら

肌への負担が少ない

従来のレーザー治療は熱エネルギーにより黒いメラニン色素に反応して破壊していました。レーザーの熱エネルギーは周りの組織にも伝わり、ダメージが及んでしまうデメリットがありました。

ピコレーザーは超短時間の照射が可能であるため、衝撃波によりメラニン色素を粉砕することができます。これまでのレーザーのようにメラニンを熱破壊するわけではないので周りの肌へのダメージが少なく、治療後の炎症後色素沈着のリスクが少ないメリットがあります。

薄いシミにも効果がある

そばかすで多いのが、濃いシミや薄いシミなどが混ざって広がっていることです。そばかす治療に用いられるフォトフェイシャルは、レーザー治療よりも作用がマイルドなイメージがありますが、薄いそばかすに対しては調整が難しい特徴があります。フォトフェイシャルで薄いそばかすに効果を得るには、強い出力で照射する必要があり、肌へのリスクがあるためです。

一方、ピコレーザーは出力を調整することで、薄いそばかすにも効果があります。これまでフォトフェイシャルではアプローチが難しかった薄い色素沈着にも照射が可能です。

テープ保護が不要なので楽

従来のシミ取りレーザーは、レーザー照射後の色素沈着を予防するために、保護テープを貼る必要がありました。レーザー照射により肌のバリア機能が一時的に低下して、外部刺激に対して弱くなるためです。保護テープは肌色ですが、近くから見ると目立つのは否めません。

ピコレーザーによるそばかす治療なら肌へのダメージが少ないので、施術後に保護テープを張る必要がありません。レーザー照射によるダウンタイムも少ないので、施術後から普段通りの生活を送りたい人にも適しています。

当院ではピコレーザー・Qスイッチレーザーによるシミ取り放題を行っています

当院ではピコレーザー・Qスイッチレーザーによるそばかす治療を行っています。多くの美容クリニックのシミ取りレーザーでは、シミ1個あたりの料金を設定していますが、そばかすで悩んでいる方は、班点状のシミが広がっていることがほとんどです。1つずつ照射すると、結果的に施術料金が高くなってしまいます。

当院ではそばかす治療を受けたい患者さんのために、ピコレーザーによるシミ取り放題を行っています。顔全体ならシミの個数に関わらず、レーザー治療を受けることが可能です。そばかすなど広い範囲に広がるシミで悩んでいる人はまずはまずはご相談ください。

【はなふさ皮膚科の取り放題メニュー】
取り放題 料金(税込)
全顔 330,000円
両頬 165,000円

そばかす治療まとめ

そばかすは遺伝的な体質により、細かい斑点のような色素沈着が広がるシミの一種です。他の多くのシミと同じように、セルフケアだけではそばかすの悪化を防げても、色素沈着を消すことはできません。そばかすにコンプレックスを感じている人は、ピコレーザーをはじめとする皮膚科の治療を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。

そばかすついての詳細はこちら

監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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