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2020年09月28日

イボの種類や原因、注意点について解説します

皮膚にポッコリ盛り上がってできるイボは、気になって仕方ありませんよね。
首や腕、足など肌が露出する部分にできると、早く治って欲しいと思う方が多いことでしょう。

実はイボの多くはウイルス性のため、残念ながら自然に治ることはほぼありません。
今回は、イボの種類や原因、注意点を確認していきましょう。

イボとは?

一般的には、イボは「皮膚にできる、盛り上がった小さなできもの」を指します。
イボを病気と捉えず、できても放置する方もいらっしゃいますが、イボは皮膚疾患です。治療せず放置していると重篤な事態に陥る可能性もありますので、しっかり皮膚科を受診することが大切です。

広い意味ではウオノメや首イボなどもイボと言うことがありますが、皮膚科学的にはウイルス性疣贅(ういるすせいゆうぜい)と老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)をさすことが多いです。最も一般的なタイプはウイルスが感染してできるイボ(ウイルス性疣贅)となっており、これらの代表的なイボは視診で診断が可能です。

うつるイボとうつらないイボ

イボの種類は数多くありますが、「非ウイルス性イボ」と「ウイルス性イボ」に大きく分けられます。

非ウイルス性イボの代表格は前述した「老人性疣贅」です。(脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)とも言います。)
遺伝の影響もあると言われていますが、老人性疣贅ができる主な原因は加齢と紫外線と考えられています。全身どこにでもできるイボですが、日光が当たりやすいフェイスラインにできることが多いです。悪性化することはないのですが、かゆみなどの原因となることがあります。

一方、尋常性疣贅や尖圭コンジローマ、青年扁平疣贅などのウイルス性イボができる原因はウイルス感染によるものです。
それぞれの発症原因からわかる通り、「うつるイボ=ウイルス性イボ」、「うつらないイボ=非ウイルス性イボ」となっています。

ウィルス性のイボとは?

ウイルス性イボ(ウイルス性疣贅)は、ヒト乳頭腫ウイルスというウイルス(human papillomavirus:HPV)が皮膚や粘膜の基底細胞に感染してできるイボです。
HPVはこれまで150以上もの種類が見つかっており、HPVの種類によってイボの種類や、できやすい場所などが異なります。

このようにウイルス性イボには様々な種類がありますが、最も多くみられるのは、「尋常性疣贅」というウイルス性のイボです。
もちろん、イボが尋常性疣贅ではない可能性もあります。

HVPには子宮癌や皮膚癌などの原因になるものもありますので、きちんと皮膚科を受診し、適切な治療をすることが重要です。

ウィルス性のイボの種類

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

尋常性疣贅はウイルス性イボのなかで最も一般的なタイプのイボです。

全身どこにでもできますが、手掌や足底にできることが多く、あまり盛り上がらずに表面がざらざらしているのが特徴です。

尖圭コンジローマ(せんけいコンジローマ)

尖圭コンジローマは生殖器とその周辺にできるイボで、性感染症のひとつです。
形態は鶏冠状で、色は淡紅色や褐色をしています。一部、イボが皮膚癌の原因になることがあるため、きちんと治しきる必要があります。

青年扁平疣贅(せいねんへんぺいゆうぜい)

青年扁平疣贅は若年者の手の甲や額に多く見られるイボです。
あまり盛り上がらず、扁平(平坦)なイボであることが特徴です。多発することが多く、一部融合したり、線状に並ぶこともあります。

ウィルス性イボができる原因

小さな傷から感染

健康で正常な肌にはHPV(ウイルス)は感染しないと考えられていますが、小さな傷があるとそこからHPVが皮膚に侵入し、基底細胞に感染してイボができると考えられています。
手荒れや肌荒れ、髭剃り跡など目に見えないほど小さな傷からもHPV感染しますので、注意が必要です。

皮膚以外にも、口や外陰部なども傷があると同じような仕組みでイボができます。

免疫力の低下

ストレスや過労など、何らかの理由でウイルスに対する免疫力が低下すると、イボができやすくなったり、悪化したりすることが分かっています。

免疫力が低下している時や、アトピー性皮膚炎などで皮膚のバリア機能が低下している時には特にウイルス性イボができやすくなってしまいます。

性行為による感染

ウイルス性イボのなかには、尖圭コンジローマやボーエン様丘疹症など性行為でウイルス感染してできるイボもあります。
尖圭コンジローマもボーエン様丘疹症も癌になる可能性があるため、感染予防はもちろんのこと、できた場合にはしっかり治療しなければなりません。

イボの治療法

現在、HPV特異的な抗ウイルス薬が存在しないことから、イボ治療においては患者の症状ごとに適切な治療を施す方針となっています。

当クリニックではウイルス性イボに対し、まず保険治療の冷凍凝固術で治療をし、お子様など痛みに弱い方や、冷凍凝固術で症状が改善されない場合などにはモノクロロ酢酸で治療を進めます。
自費治療でも改善したいという方には、炭酸ガスレーザーで治療することもございます。

また、希望される方にはサリチル酸ワセリンやスピール膏、内服薬も処方しております。

冷凍凝固術

日本では液体窒素による冷凍凝固術を中心にイボ治療を行っています。
冷凍凝固術とは、液体窒素に浸した綿球をイボに押し当ててイボを取り除く治療方法です。イボ治療に関しては比較的痛みが強く、定期的に治療を受けなければならないため、お子様など痛みに弱い方は治療を継続できないこともあります。

青年扁平疣贅や糸状疣贅、尋常性疣贅の初期などは冷凍凝固術が適していますが、冷凍凝固術をすることでイボが治りづらくなってしまうケースもあるため、改善しない場合には他の治療に切り替えたり、組合せ治療をしたりすることが大切です。

冷凍凝固術の詳細はこちら

モノクロロ酢酸

モノクロロ酢酸という強い酸をイボの表面に塗ることでイボ組織を破壊し、治療する方法です。自費治療となりますが、痛みが少ないため冷凍凝固術が向いていない方にオススメしています。

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーはイボを小さくするときに用いる治療法です。
老人性疣贅やボーエン様丘疹症、尖形コンジローマは、まず炭酸ガスレーザーで治療を行っていきます。

当クリニックでは局所麻酔を使用して治療を行いますので、治療中に痛みは感じません。
炭酸ガスレーザーは自費治療となりますが、「切らないイボ治療」として人気の治療法です。

当クリニックの炭酸ガスレーザーの実績数(自費治療)

炭酸ガスレーザーはイボを大胆に取ることになるため採用しているクリニックは少ないのですが、当クリニックでは実績ある医師が治療いたします。

2019年8月~2020年7月:7472件
(大宮のみ2020年2月~7月)
三鷹院:3052件
国分寺院:1268件
志木院:1164件
久我山院:886件
新座院:727件
大宮院:375件

炭酸ガスレーザーの詳細はこちら

イボの予防方法

ウイルス性イボはHPVに感染してできますので、ウイルスの感染経路を断つことが第一です。ウイルスは人と人の直接的接触によって感染するのはもちろんのこと、プールや足ふきマット、スリッパなどで間接的感染することもあります。
他人のイボを触らないようにして直接的接触を避け、間接的感染しないように、傷がある場合は足ふきマットやタオル、靴、靴下などの共用を避けるようにしてください。

また、免疫力が低下しているとウイルス感染しやすくなりますので、生活習慣を見直したり、適切なスキンケアをして皮膚のバリア機能を保ったりすることも大切です。

これらの予防をしてもイボができてしまった場合は極力イボに触らず、速やかに皮膚科を受診してください。

イボに間違われやすい疾患

タコ

タコというのは俗称で、医学的には「ベンチ」と言います。
特定の場所の皮膚が慢性的な刺激を受けることでできますので、足の裏によく見られます。
刺激を受けた部分の皮膚がやや黄色味を帯び、厚く硬くなって盛り上がっているのが特徴です。

ウオノメ

中心部が魚の眼のようになっていることからウオノメと呼ばれていますが、医学的には「鶏眼(けいがん)」と言います。
俗称から分かるように、中心部に固い芯があるのが特徴です。
ベンチと同様に、特定の場所の皮膚へ慢性的な刺激が加わることでできるのですが、鶏眼は歩いたり圧迫したりした時に痛みを伴います。

豊富な治療法から、患者様に最適な治療法を提供

HPVの抗ウイルス薬は未だ存在しないため、イボ治療は患者様の症状や環境に合った治療をすることが重要となります。

はなふさ皮膚科は豊富な治療法を用意し、じっくり診断をしたうえで患者様に最適な治療を施しております。
症状に応じて9種類の療法を適切に組み合わせて治療を行っておりますので、より早く、より確実にイボの治療が可能です。

イボにお悩みの方は、治療法の選択肢が多いはなふさ皮膚科にぜひご相談ください。

▼当院のレーザーによるイボ治療は、TBSグッド!モーニング(2016/6/1)、フジテレビ直撃ライブ!グッディ(2016/7/1)、朝日新聞(2016/7)に取り上げられるなど、特に注目を浴びている治療の一つです。

イボ治療の詳細はこちら

監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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