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2021年04月27日

マスクで肝斑が悪化?対策や治療方法

マスクを着用し続けると肌トラブルが起きやすくなりますが、外出時のマスク着用は当たり前になった現代では、着用を避けることはできません。 では、マスクによる肌トラブルを予防するにはどうしたら良いのでしょうか? 今回はマスクによる肝斑の悪化にお悩みの方に向けて、マスクで肝斑が悪化する原因や対策、治療方法をご紹介します!

肝斑とは?

肝斑は後天性色素沈着の一種で、頬や眼の下、額などに左右対称にみられる薄茶色のシミのことです。男性よりも女性に起こりやすく、まぶたは避けてできるのが特徴です。

発症する年齢は30〜60代の女性に多く、当クリニック“はなふさ皮膚科”に来院される患者様のおよそ半分の方が、肝斑とその他のシミが混ざった状態であることが多いです。

その他のシミとの違い

肝斑もその他のシミも発症年齢は同じくらいで、両者を見分けにくいと感じる方も多いことでしょう。シミと肝斑の見分け方を知り、自分のシミは肝斑なのか、その他のシミなのかチェックしましょう。

シミは紫外線による影響が最も大きいので、顔や首、手の甲などの日光に晒されやすい部位に出やすいです。大小様々で色々な形の褐色班というのがシミの特徴で、シミとシミとの境界が明瞭で、どこからどこまでがシミなのかハッキリ分かるのも特徴的です。

一方、肝斑はホルモンの変化によって起こることが多いと言われています。基本的に「びまん性」といって、広い褐色班ができるのが肝斑の特徴です。そのため、シミと比べて肝斑は境界が不明瞭で、どこからどこまでが肝斑なのか分かりにくいことが特徴的です。

シミはレーザー治療やフォト治療などで治療するのが一般的ですが、これらの治療を肝斑に対して行うと、かえって症状が悪化してしまう場合もあります。 そのため、シミや肝斑治療では正しい診断と適切な治療が重要です。

肝斑の原因

女性ホルモン

肝斑は女性ホルモンとの関係が決定的で、妊娠や出産、経口避妊薬の内服といったホルモンの変化によって起こることが多いと言われています。そのため、肝斑は女性ホルモンが変化しやすい時に発症しやすい特徴があります。

遺伝

はっきりとしたエビデンスはありませんが、肝斑ができる原因のひとつに遺伝が関係していると考えられています。

紫外線

慢性的に紫外線を浴びると肝斑が発症するとも考えられており、紫外線を浴びる時間が多い人ほど肝斑の発症リスクが高くなります。 紫外線を浴びると肝斑の症状がさらに悪化してしまいますので、肝斑がある場合には日焼け止めや日傘などを使い、しっかりと紫外線対策する必要があります。

摩擦

肝斑ができる原因や悪化する原因として、皮膚への過度な摩擦も関係していると言われています。そのため、肝斑を予防するためには皮膚への摩擦を避けることも大切です。 優しく洗顔する、なるべく皮膚を擦らない、皮膚を触る回数を減らすなどの工夫をしましょう。 摩擦を避けることは美肌を保つための秘訣でもありますので、日頃から肌を擦らないように意識してくださいね。

マスクで肝斑が増える?

マスクで肝斑が増える原因として、「摩擦」と「紫外線」が挙げられます。

マスクを着用していると肌に摩擦が生じ、肝斑が悪化して増える原因になります。摩擦で症状が悪化するので、特にマスクがこすれる部位に肝斑ができやすい傾向にあります。

紫外線については、マスクを着用していても紫外線を完全に防ぐことはできません。 そのためマスクの下も日焼け止めを塗ることになるのですが、マスクで日焼け止めが落ちてしまうため注意が必要です。紫外線によって肝斑が増えてしまいますので、こまめに日焼け止めを塗るようにしましょう。

皮膚への摩擦や紫外線は肝斑だけでなく、その他のシミやニキビ、かぶれなどが発症する原因でもあります。肌トラブルを避けるために、皮膚に優しいマスクを選んだり、こまめに日焼け止めを塗るなどの紫外線対策をしてくださいね。

肝斑の治療方法

実際は肝斑以外にも、その他のシミも混ざっていることが多いため、そういった場合は両方の治療をする必要があります。 当クリニック“はなふさ皮膚科”では、シミが酷い場合はシミ治療をメインで行い、肝斑が酷い場合は、最初にある程度肝斑を治療してからシミ治療を行っております。

肝斑には決定的な治療はないのですが、患者様の肌質や症状に合わせて以下のような治療を組み合わせて改善していくのが一般的です。

塗り薬

肝斑治療においては、まずハイドロキノン配合の塗り薬で治療を進め、症状の改善を行います。 ただし、塗り薬では改善するスピードが遅かったり、あまり改善がされなかったりする場合もありますので、患者様のご要望や経過を踏まえて他の治療に切り替えたり、組み合わせ治療を行います。

飲み薬

肝斑に有効な飲み薬はトラネキサム酸とビタミンCです。当クリニック“はなふさ皮膚科”ではトラネキサム酸の内服で肝斑治療を進めます。

3ヶ月~1年半ほど服用すればある程度の効果は期待できますが、飲み薬だけで改善することは少ないため、塗り薬も併せて治療する必要があります。

レーザートーニング

レーザートーニングは肝斑の治療のために開発された治療法で、レーザーの出力を抑えてシャワーのようにたくさん照射して肝斑を薄くしていきます。個人差はありますが、6~12回ほど治療することになるでしょう。

レーザートーニングは出力が強いとかえって肝斑が悪化するため、技術のあるスタッフに施術してもらうことが大切です。当クリニックでは熟練したナースのみがレーザートーニングを行いますので、安心して治療に臨んでいただけます。

レーザートーニングの詳細はこちら

マスクで起こるその他の肌トラブル

マスクを着用していると、前述した「摩擦」や「紫外線」に加えて、「ムレ」や「乾燥」も起こりやすくなります。 マスクを着用しているとこれらが原因で、以下のような肌トラブルが起きやすくなります。

  • かぶれ(接触皮膚炎)
  • 脂漏性皮膚炎
  • ニキビ
  • 唇の荒れ

マスクを着用し続けると皮膚疾患が起こりやすくなりますので、マスクの使い方やマスクの素材を見直したり、症状に合わせて対策することが重要です。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

関連記事:マスクによる肌トラブル・ニキビが急増!?原因や対策について

マスクに関するよくある質問

マスクで色素沈着は起きる?

摩擦だけでも色素沈着が起こり得ることが分かっていますので、マスクによる摩擦で色素沈着は生じます。 また、マスクで肌荒れが起こると、ますます色素沈着のリスクが高まると考えられます。

シミにならないマスクはある?

なるべくシミを作らないためには、自分の顔の形やサイズに合ったマスクを選び、素材にもこだわることがポイントです。 特に肝斑は摩擦で症状が悪化してしまいますので、肌に優しいコットン素材のマスクがおすすめです。

肝斑治療の詳細はこちら

監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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