ピコウェイ
ピコウェイとは?
米国のシネロン・キャンデラ社によって開発された医療用レーザーです。ピコウェイはピコ秒(1兆分の1秒)という非常に短い時間でレーザーを照射します。照射時間が短いことで、レーザーの最大出力が大きくなるため、少ない施術回数で高い効果を目指せます。
レーザー照射により、ターゲットとなる色素を細かく粉砕されるため、シミやくすみ、刺青・タトゥー除去と幅広い治療に対応できます。また従来のレーザーと比べて熱作用が少なく、ダウンタイムが短いため、炎症後色素沈着のリスクを低くできます。
※国分寺院では2024年10月現在、刺青・タトゥー除去は行っておりません。
3種類の波長を搭載
ピコウェイは、3種類の波長のレーザーを搭載しています。
波長の強さに合わせて、お肌の状態やお悩みに合う幅広い治療に対応できます。
532nm | メラニン色素の吸収率が高く、 効率的にシミやあざなど 良性の色素病変にアプローチできる。 |
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1064nm | 皮膚への深達に優れ、 真皮層の色素病変の治療にも適している。 |
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730nm | メラニン色素へ吸収率と深達性に優れ、 血中のヘモグロビンへの影響が少ない。 他の機器では搭載されておらず、 パルス幅が短いので、 安全に配慮したシミ治療が可能。 |
ズームハンドピース
(532nmと1064nm)
ピコウェイ 730nm
リゾルブ・フュージョン 532nm
フラクショナルハンドピース
とくに3つ目の「リゾルブ・フュージョン532nmフラクショナルハンドピース」は、光音響効果により真皮に損傷を起こすため、皮膚の表面へのダメージを抑えながら、創傷治癒を促します。
ピコウェイレーザーは
国内承認機器です
ピコウェイは、米国食品医薬品局(FDA)の承認に加え、日本の厚生労働省の承認を受けた医療レーザー機器です。
一部の色素性病変(太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着症)に対して、保険適用で治療を受けることができます。
※保険適応となるか医師による診察が必要です。
ピコウェイレーザーが︎
おすすめの方
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従来のレーザー、光治療で十分にシミが取れなかった方
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ダウンタイムを短くしたい方
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レーザー治療による炎症性色素沈着を抑えたい方
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肌のリジュビネーションも行いたい方
美容医療におけるリジュビネーションとは、若々しいお顔や肌を目的に行われる皮膚治療全般を指します。
まずはカウンセリングからご予約ください。
治療項目
ピコスポット
特定の色素沈着に対して集中的にレーザー照射するモードです。顔全体ではなく個別のシミに対して、強めの出力でレーザー照射をします。局所のシミに適していますが、点状に広がるそばかすにもスポット照射することができます。
治療後はレーザー照射部がかさぶたになり、約1週間で自然に剥がれ落ちます。施術により炎症性色素沈着ができることもありますが、3~6か月ほどで改善します。
適応:シミ、そばかす、扁平母斑、ADM、太田母斑、刺青の除去
料金
ピコレーザー(シミ治療)
ピンポイント
範囲 | 料金 |
---|---|
1cm | 16,500円 |
5個以内 | 33,000円 |
10個以内 | 55,000円 |
15個以内 | 77,000円 |
20個以内 | 99,000円 |
ピコレーザー(シミ治療)
広範囲
施術部位 | 料金 |
---|---|
全顔 | 330,000円 |
両頬 | 165,000円 |
首または両手背 | 220,000円 |
主な副作用:腫れ、痛み、痂皮化、色素沈着、肝斑の悪化
ピコレーザートーニング
1064nmの波長のピコレーザーを低出力で顔全体(頬全体)に当てていくモードです。弱いパワーのレーザーを照射するため、顔のくすみや肝斑の改善を目指せます。レーザー照射部位は、かさぶたができにくくダウンタイムがほとんどありません。
適応:顔のくすみ、肝斑
料金
ピコレーザートーニング
施術部位 | トライアル料金 | 1回料金 | 3回コース | 5回コース |
---|---|---|---|---|
全顔 | 16,500円 | 33,000円 | 77,000円 | 110,000円 |
施術部位 | トライアル料金 | 1回料金 |
---|---|---|
全顔 | 16,500円 | 33,000円 |
施術部位 | 3回コース | 5回コース |
---|---|---|
全顔 | 77,000円 | 110,000円 |
主な副作用:微小な痂皮化、点状出血、肝斑の悪化、白斑
ピコフラクショナル
ピコレーザーを点状に収束させ、真皮内に小空砲を作る照射モードです。
皮膚の自然治癒力が働くことで、コラーゲンやエラスチンの産生が活発化し、真皮のリジュビネーション効果を叶えます。
毛穴やニキビ跡の治療に適していますが、部分的にメラニン色素が破壊されるため、シミに対する効果もあります。
適応:しみ、毛穴、ニキビ跡
料金
ピコフラクショナルレーザー
施術部位 | トライアル料金 | 1回料金 | 5回コース |
---|---|---|---|
全顔 | 33,000円 | 55,000円 | 220,000円 |
主な副作用:微小な痂皮化、点状出血、肝斑の悪化、白斑
上記3つのハンドピースを
活かした、
コンビネーション治療が
可能となります。
ピコ・ダブル
料金
ピコダブル
(ピコレーザートーニングとピコフラクショナルの組み合わせ治療)
回数 | 施術部位:全顔 |
---|---|
トライアル | 27,500円 |
1回料金 | 44,000円 |
6回コース | 220,000円 |
コース終了後半年以内 | 27,500円 |
ピコ・トリプル
料金
ピコトリプル
(ピコレーザートーニングとピコフラクショナルとピコスポットの組み合わせ治療)
施術部位 | 1回料金 |
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全顔 | 44,000円 |
上記金額+シミスポット料金50%OFF |
※半年以内2回目以降:39,600円(税込)+スポット料金50%OFF
作用の違う波長を組み合わせたコンビネーション治療が可能です。
最小限のダウンタイムで顔全体の色調や質感を改善する治療法で、満足度が高い治療といえます。
症例紹介
施術の流れ
STEP1 医師によるカウンセリング
医師によるカウンセリングを行います。お肌の悩みや希望についてお伺いし、ピコウェイレーザーによる治療が適切であるかどうかを判断いたします。疑問や不安がありましたら、ご遠慮なくお伝えください。肌の状態によっては、他の治療が適している場合はご提案させていただきます。
STEP2 洗顔
施術前には洗顔で、メイクや肌の汚れを落としていただきます。
STEP3 レーザー照射
肌のお悩みや状態に適したモードでピコウェイレーザーを照射します。レーザー照射の際に、パチンと輪ゴムで弾かれたような痛みがありますが、照射範囲が広くなければ、とくに麻酔は必要としません。
痛みが苦手な方や、広範囲のレーザー照射が必要な方に対しては事前に麻酔クリームを塗布することができます。
※麻酔クリームは3,300円(税込)別途費用が発生します。
STEP4 アフターケア
施術後は、アフターケアについてスタッフが説明いたします。基本的に、洗顔やスキンケアは施術当日から、メイクは翌日からしていただけます。
ごくまれに、治療後に小さな内出血がみられることがありますが、数日で自然に軽快していきます。そのほか腫れや痛みが気になる人は、お気軽にご相談ください。
ピコウェイレーザー照射後の肌は乾燥しやすく敏感な状態です。施術後は肌の保湿と紫外線対策をしっかり行うようにしましょう。
肌をこすったり、引っかいたりなどの刺激を避けることも大切です。
よくある質問
レーザー照射後は、肌に赤みがでることがありますが、数時間ほどで自然に収まります。照射モードによっては、かさぶたが生じることがあり、自然に剥がれるまで約1週間かかります。
※症状、肌質により効果に差があります。
ピコウェイは、肌へのダメージを抑えながら、高い出力でレーザー照射ができます。お顔にある目立つシミやそばかすへのスポット照射であれば、1回の施術で除去ができます。
顔全体に広がるくすみや肝斑は、6−10回の施術をおすすめしております。
ピコレーザーには、ピコウェイ以外にも「エントラインⅢ」や「ピコシェア」などいくつかの機器があります。いずれの機器もピコ秒でレーザー照射をし、色素を粉砕する特性がありますが、パルス幅や波長は機器によって異なります。
ピコウェイの最大の特徴は、パルス幅が最短で、高いピークパワーを持っていることです。
これにより、肌へのダメージを抑えながら、標的となる色素を効率的に粉砕することができます。
過去に他院でピコレーザーを受けた方の中には、「効果をあまり感じられなかった」という方もいるかもしれません。
ピコレーザーにはいくつかの照射モードがあるのに加え、波長の長さによっても、皮膚への深達度が異なります。
はなふさ皮膚科では、医師がカウンセリングをしたうえで、ピコウェイの施術を行います。
まずはカウンセリングからご予約ください。
まずはカウンセリングからご予約ください。
国分寺院
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。
最新の料金は料金表ページ、内容は各院にお問合せください。