ベビーコラーゲン|自然なハリ感と小じわ改善を目指す注入治療
加齢とともに気になり始める、目の下のくぼみやクマ、目尻・口元の細かいシワ。こうした「皮膚が薄く繊細な部位」のエイジングサインには、ボリュームを大きく出すタイプの治療よりも、肌そのものの質感を整えるアプローチが向いている場合があります。選択肢のひとつとして注目されているのが「ベビーコラーゲン」と呼ばれる注入治療です。
ベビーコラーゲンは
どのような治療か
ベビーコラーゲンは、加齢によって減少していくコラーゲンを直接補いながら、肌のハリ感やなめらかさを取り戻すことを目指す注入治療です。ヒアルロン酸が「ボリュームを補い、立体感を出す」ことを得意とするのに対し、ベビーコラーゲンは「浅いしわや細かな凹凸、繊細な質感を整える」ことに重点を置いています。
そのため、目の下や目尻、口角周りなど「ふっくらさせすぎたくない」「不自然な変化を避けたい」部位への施術として選ばれることが多く、周囲に気づかれにくい自然な仕上がりを希望する方に向いています。
また、目元など皮膚の浅い部位では、ヒアルロン酸が青く透けて見えるチンダル現象がおこることがあります。ベビーコラーゲンでは、チンダル現象が生じにくい点も、選ばれる理由です。
ベビーコラーゲンを構成する
Ⅰ型・Ⅲ型コラーゲンの役割
Ⅰ型コラーゲン:肌の構造を支える土台
Ⅰ型コラーゲンは、皮膚・骨・腱など全身のさまざまな組織に存在し、体内に含まれるコラーゲンの中でも特に量が多いタイプです。肌の構造を内側から支える土台のような役割を持ち、ハリ感や水分保持にも関わると考えられています。
Ⅲ型コラーゲン:「ベビーコラーゲン」の名前の由来
Ⅲ型コラーゲンは赤ちゃんの肌に多く含まれていることから、「ベビーコラーゲン」という名称の由来になった成分です。肌の柔軟性や弾力、組織の再生にかかわるとされ、年齢を重ねるにつれて減少しやすい傾向があります。目元の小じわやハリ不足といった、皮膚が薄い部位に出やすいエイジングサインには、このⅢ型コラーゲンの減少が関係していると考えられています。
どのように肌へ働きかけるのか
ベビーコラーゲンは、これら2種類のコラーゲンを補うことで、浅いしわや小さな凹みをなめらかに整えるとともに、肌そのものの弾力や質感の改善も期待できるます。
通常のヒアルロン酸に比べてやわらかい質感のため、皮膚が薄くデリケートな部位にもなじみやすいという特徴があります。目の下・目尻・口元といった繊細な部位にも自然にフィットしやすく、「膨らみ」よりも「肌質の変化」を実感しやすい治療といえるでしょう。単純に容量を補うだけでなく、肌細胞の働きを促すことで、ハリ感の向上や小じわの改善につながることが期待されています。
効果を感じるタイミングと
持続期間の目安
ベビーコラーゲンは、施術直後から変化を実感しやすい治療です。その後、時間とともに肌になじんでいき、1か月前後でより自然な仕上がりに整っていく傾向があります。
持続期間には個人差がありますが、十分な効果を実感できる期間は半年〜1年程度が目安とされています。その後は徐々に体内に吸収されていくため、肌の状態を見ながら追加施術をご検討いただくこともあります。
施術を繰り返すことで、コラーゲンが定着し、徐々に持続期間が長くなることも期待できます。
ベビーコラーゲンが
向いている方
以下のようなお悩みをお持ちの方に選ばれることが多い治療です。
-
目の下のくぼみやクマが気になる
-
目元・口元の小じわを自然に目立たなくしたい
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ヒアルロン酸では膨らみすぎてしまわないか不安がある
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肌のハリ不足や、しぼんだような印象が気になる
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ダウンタイムを短く抑えたい
-
「治療をした」と気づかれにくい、ナチュラルな変化を希望している
-
ヒアルロン酸でのチンダル現象を避けたい
ひとつでも当てはまる方は、ベビーコラーゲンが適している可能性があります。診察時に肌の状態を確認しながら、適性をご案内します。
施術を受けられない
場合について
安全に施術を受けていただくため、以下に該当する方はベビーコラーゲンによる治療をお断りする場合があります。
- 妊娠中・授乳中の方
- 過去にベビーコラーゲン注入で異常な反応が出たことがある方
- 真性ケロイド体質、または異物に対する反応が出やすい体質の方
- 出血性疾患をお持ちの方
- 抗血小板薬・抗凝固薬を服用中の方
- 注入予定部位に感染症、傷、未治療の皮膚疾患がある方
- コントロールが難しい糖尿病、急性感染症、膠原病、精神疾患などをお持ちの方
- がんの治療中、または治療を終えて間もない方<
ご自身が該当するかご不安な場合は、カウンセリング時に医師へお気軽にご相談ください。
副作用・リスクについて
施術後は一時的に、注入部位の赤み・腫れ・内出血・軽い膨らみ・しこりのような感触・痛みなどが生じることがあります。腫れは2〜3日程度、内出血は1〜2週間程度で目立たなくなることが一般的です。
頻度は高くないものの、感染、アレルギー反応、血腫、しびれ、異物に対する反応、血管塞栓といったリスクが報告されることもあります。また、ヒアルロン酸のように専用の溶解剤で溶かすことができないため、注入量が多すぎた場合は自然に吸収されるのを待つ必要があります。
なお、ベビーコラーゲンはヒト胎盤由来製剤として扱われる場合があり、施術を受けた後は献血ができなくなることがあります。詳細は必ずカウンセリング時にご確認ください。
施術の流れ
お悩みの部位や皮膚の厚み、これまでの施術歴などを確認し、ベビーコラーゲンの適性やヒアルロン酸との組み合わせの可否を含めてご提案します。
仕上がりイメージを共有したうえで、必要に応じてクリーム麻酔などを使用します。
マジックニードルやカニューレなどを用いながら、丁寧に注入を行います。
施術後の過ごし方や、腫れ・内出血が出た場合の経過について説明します。
料金のご案内
| 1本(1cc) | |
|---|---|
| 通常 | 128,700円 |
| モニター | 99,000円 |
| ヒアルロン酸併用時 | 110,000円 |
| 半年以内の再注入 | 88,000円 |
★マジックニードル・カニューレを使用する場合、8,800円(税込)が必要です。
ベビーコラーゲンと
ヒアルロン酸の違い
| ベビーコラーゲン | ヒアルロン酸 | |
|---|---|---|
| 効果 | 小じわ・クマ・肌質改善 | ボリューム補填 |
| 得意部位 | 目元・口元など皮膚の薄い部位 | ほうれい線・顎・頬 |
| 持続期間 | 4~6ヵ月(繰り返すごとに組織再生が促され、持続しやすくなります) | 6ヵ月~1年 |
| 溶解の可否 | 不可 | 溶解注射で溶解可能 |
| 目指す仕上がり | ナチュラル | しっかり変化 |
| チンダル現象 | 生じにくい | 生じるリスクあり |
- ※お悩みや症状によって、ヒアルロン酸との併用が適している場合もございます。
症例
※ヒアルロン酸併用症例(はなふさ皮膚科秋葉原院)
治療内容
目の下のたるみ、ほうれい線・マリオネットラインにベビーコラーゲンとヒアルロン酸を注入しました。
治療期間・回数
1回
費用
99,000円(モニター価格)
副作用・リスク
赤み、腫れ、内出血、痛み、しこりのような感触、感染、アレルギー反応など
よくある質問
チクチクとした刺激を感じることがありますが、クリーム麻酔などを併用しながら痛みを抑えて施術を行うのが一般的です。感じ方には個人差があります。
目元の場合、0.5〜1.0cc程度が目安となることが多いですが、くぼみの深さや範囲に応じて調整します。
注入部位に赤みや腫れ、内出血が出ることがありますが、腫れは2〜3日、内出血は1〜2週間程度で落ち着くことが多いです。
施術直後から変化を感じやすく、1か月前後で肌になじみ、より自然な仕上がりになっていきます。
十分な効果は初回では半年程度が目安とされ、その後は徐々に体内に吸収されていきます。
1回でも効果を実感しやすい一方、状態に応じて半年〜1年ごとのメンテナンスをおすすめします。繰り返すことで、コラーゲンの定着が期待できます。
深いしわやボリューム不足にはヒアルロン酸が、浅いしわや皮膚が薄い部位にはベビーコラーゲンが適しているとされ、お悩みに応じて併用することもあります。
くぼみによる影が主な原因のクマには改善が期待できますが、色素沈着など他の原因によるクマには、別のアプローチが適している場合があります。
主に小じわや肌質感の改善を目的とした治療のため、たるみへの効果は限定的です。ハリが出ることでたるみの印象がやわらぐ可能性はありますが、たるみそのものの改善を主な目的とする場合は他の施術もご検討ください。
日本では2010年代以降に導入が進み、米国ではFDAの承認を得ている製剤です。アレルギーのリスクが比較的低いとされていますが、自由診療であり、リスクについては施術前に必ずご説明します。
ヒアルロン酸とは異なり、専用の溶解剤で溶かすことはできません。そのため、注入量やデザインについては慎重に検討したうえで施術を行います。
まずはカウンセリングで
ご相談ください
目元のくぼみやクマ、小じわ、口元の浅いシワなど、「自然に整えたい」というお悩みには、ベビーコラーゲンが適している可能性があります。実際に適応となるかどうかは、お悩みの部位や皮膚の厚み、ヒアルロン酸との組み合わせの可否なども含めて、診察のうえでご提案いたします。気になる方は、まずはカウンセリングにてお気軽にご相談ください。
施術に関するご案内
自由診療
本施術は自由診療です。
未承認医薬品等に関する情報
ベビーコラーゲンは国内で承認されている医薬品ではありません。
国内販売代理店経由で入手しています。
欧州の一部の国ではCEマーキングを取得し、医療機器として使用されています。
ベビーコラーゲンと似たような作用をもつ承認薬にヒアルロン酸があります。それぞれ適した注入部位が異なりますので、カウンセリングにてご相談ください。
副作用・リスク
赤み、腫れ、内出血、痛み、しこりのような感触、感染、アレルギー反応などが生じる可能性があります。
注意事項
ヒト胎盤由来製剤として扱われる場合、施術後に献血ができなくなることがあります。詳細はカウンセリング時にご確認ください。
まずはカウンセリングからご予約ください。
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。
最新の料金は料金表ページ、内容は各院にお問合せください。