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2019年08月01日

夏の乾燥肌の原因と対策について

夏は湿度が高くジメジメしているため、スキンケアを怠りがちになりますよね。しかし、「夏枯れ肌」という言葉があるように、夏でもお肌は乾燥しやすいこともあるのです。 スキンケアに手を抜いていい時期はなく、季節に合った正しいスキンケアをしなければなりません。そこで今回は、夏の乾燥肌の原因とスキンケア方法をご紹介します。 肌の露出が増える夏に向け、正しいケアで乾燥知らずの美肌を目指しましょう。

夏枯れ肌とは?

強い紫外線や冷房などで肌がダメージを負い、ターンオーバーが乱れる事を「夏枯れ肌」と言います。ターンオーバーの乱れは乾燥やシミ、毛穴の開き、ニキビなど様々な症状を引き起こし、その後の肌状態にも大きな影響を与えます。 夏枯れ肌で負ったダメージを放置して過ごすと、秋になった頃にシミ、そばかすといった肌トラブルが現れる事もあります。 日本の夏は湿度が高いため、乾燥を気にせずスキンケアを怠りがちになる方もいらっしゃいます。しかし夏は夏で冷房の風でお肌の水分量が減り、乾燥肌になりやすい季節でもあるのです。夏の乾燥肌の要因は他にも多くありますので、次で確認していきましょう。

夏の乾燥肌の要因

・紫外線

紫外線は夏に最も強くなり、肌に与えるダメージが大きくなります。皮膚の1番外側にある角質層には肌の水分を保ち、水分の蒸発を防ぐ「バリア機能」がありますが、過度に紫外線を浴びると角質にダメージを受けバリア機能は上手く働かなくなります。バリア機能の低下は水分を外部へ逃がし、乾燥の原因になり得ます。

・発汗

人間の体は体温が上昇することを防ぐため、汗をかいて体温を下げるようになっています。体温調整に大切な発汗ですが、大量に汗をかいてそのままにしておくと、肌がデリケートな方では、肌に炎症が起こりバリア機能が低下します。

・栄養不足

暑い日が続くと食欲が減り、不規則な食生活になりがちです。また、夏は肌の露出が増えますので、無理なダイエットをする女性が多くなる季節でもあります。 栄養バランスの良い食事をとらなければ当然、美肌に良い「ビタミン」「タンパク質」などの栄養が不足し、肌のターンオーバーが乱れます。

・冷房による乾燥

冷房のきいた部屋に長時間いると喉が痛くなるのは、空気が乾燥するためです。クーラーは空気中の水分を吸収し湿度を下げることで温度を下げているため、涼しい屋内にいると肌はどんどん乾燥していきます。

・冷日焼け止め

日焼け止めには「紫外線吸収剤」、「紫外線散乱剤」を使った物があります。紫外線吸収剤はその名前の通り、紫外線を吸収して熱や赤外線などの熱エネルギーに変化させて放出します。反対に紫外線散乱剤は、紫外線を反射して肌を守る仕組みとなっています。 どちらの日焼け止めも紫外線からのダメージを防いでくれるのですが、紫外線吸収剤は時に肌に刺激になることがあります。

・洗いすぎ

べたつく汗、日焼け止め、メイクを洗い流すためにゴシゴシと体・顔を洗うと肌表面にある角質層が傷つきバリア機能が低下します。他にも洗いすぎは必要な皮脂まで落とし、乾燥肌の要因となります。

夏に気をつけたいスキンケア方法

・こまめに汗を拭う

汗をかいたまま放置していると、お肌の水分が奪われる、肌がかぶれるといった事もあります。汗の放置は不衛生で、乾燥だけでなくニキビやあせも、肌荒れ等の肌トラブルを引き起こす要因にもなります。 少しでも汗をかいたら、こまめに拭き取るようにする事が大切です。乾燥が気になる方には、美容成分が含まれた汗拭きシートの使用をオススメします。

・紫外線対策

紫外線対策で日焼け止めを使うのは大切ですが、刺激の強いものを毎日塗ると肌はどんどんダメージを負っていきます。レジャーやスポーツ、日常用などシーン別に日焼け止めを使い分けたり、日傘や紫外線カット衣類などを併用したりする事が大切です。

・洗顔

1日に何回も洗顔しすぎると角質層がボロボロになり乾燥の要因になりますので、成人女性ですと1日の洗顔回数は朝と夜の2回か、多くても3回までがベストです。お肌を傷つけないように洗顔料をしっかりと泡立て、優しく洗うようにして下さい。水分を拭き取る際もタオルでゴシゴシ拭き取るのではなく優しく押し当てるように拭き取りましょう。

・正しい保湿ケア

入浴、洗顔後には化粧水や美容液をたっぷり使って肌に水分を浸透させます。1度でたくさんパッティングするよりも、同じ量を2回に分けた方がお肌への浸透度が高まります。 蒸発を防ぐため、化粧水、美容液の後には乳液を用いて肌の水分を逃がさないようにしましょう。

監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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