アクアピーリングとは治療？毛穴への効果やケミカルピーリングとの違いについても解説

URLをコピー

アクアピーリングは、ニキビによる黒ずみや毛穴の開き、肌のくすみ、しわなどに効果のある治療方法です。とくに毛穴を改善したい人にはおすすめです。低刺激であるため、敏感肌の方も受けられます。

この記事では、アクアピーリングの効果やケミカルピーリングとの違いについて解説します。アクアピーリングで肌を改善させたい方は、ぜひ参考にしてください。

アクアピーリングとは？

アクアピーリングとは、クレンジングとピーリング、美容液導入のつのケアを同時に行える治療です。

クレンジングによる毛穴の掃除とピーリングによる古い角質の除去を行いながら、美容液導入により肌の水分補給を行えます。水分補給を同時に行えるため、敏感肌の方が施術を受けても、肌のトラブルが少ない点が魅力です。

アクアピーリングは3つのステップで行う治療

アクアピーリングは、次の3ステップで行われます。

水溶性ピーリング（AHA）：グリコール酸配合の溶剤と水流で角質を優しく除去する
脂溶性ピーリング（BHA）：サリチル酸配合の溶剤で毛穴奥の皮脂や汚れを吸引する
美容・保湿成分（BHA）：ヒアルロン酸やビタミンE配合の美容液を肌の奥まで浸透させる

各種有効な美容成分と、水流や吸引を組みあせて効果的に肌質の改善へと導きます。次に具体的な効果を見ていきましょう。

アクアピーリングで得られる効果

アクアピーリングで得られる効果は次のとおりです。

毛穴の汚れや黒ずみの改善
小じわ・たるみの改善
肌のハリやツヤの改善
ニキビやニキビ跡の改善

毛穴の開き以外にも、さまざまな症状に対して美容効果を発揮する点が魅力です。それぞれの効果について詳しく説明します。

毛穴の汚れや黒ずみの改善

アクアピーリングを受けると、皮膚表面の角質を除去し、毛穴の汚れや黒ずみを取り除けます。その結果、毛穴開きの改善も期待できます。肌トラブルの原因となる古い角質も処理できるため、健康な肌に近づけるでしょう。

小じわ・たるみの改善

アクアピーリングは小じわやたるみの改善にも有効です。

肌に古い角質や汚れがたまると、小じわの原因になります。なぜなら、肌の表面が厚みを増して硬くなるからです。アクアピーリングは、小じわの原因である古い角質や汚れを取り除けます。

さらに水流や吸引、ピーリングなどによる物理的刺激で、血行が促進されると、皮下組織の血液循環がよくなります。血液循環の改善は、たるみやむくみの改善につながります。

肌のハリやツヤの改善

コラーゲン生成が期待できるアクアピーリングを受けると、ハリやツヤ感アップの効果も期待できます。コラーゲンは、肌の下層にある真皮層の主要成分です。肌の内側から肌のハリや弾力を保つ役割があります。

また血行もよくなるため、肌のくすみも改善され、ワントーン明るくみえるでしょう。

ニキビやニキビ跡の改善

ニキビやニキビ跡を改善したい場合にも、アクアピーリングは効果的です。施術を受けると、ニキビの原因である毛穴にたまった皮脂や古い角質を取り除けます。また、ピーリングで肌の代謝を正常化することで、皮膚の入れ替わりが促進されます。それにより、ニキビ跡の改善やニキビのできにくい肌へと導けるのです。

アクアピーリングの痛みやダウンタイム

アクアピーリングでは、スパイラル状の水流と吸引のみで治療が行われ、針を使用せずに施術が実施されます。そのため、施術中の痛みはほとんどありません。

ダウンタイムに赤みやほてりが、まれに出る可能性はありますが、すぐに回復します。ダウンタイムの症状は少ないのですが、施術後の保湿ケアや紫外線対策はしっかり行った方がよいでしょう。

ケミカルピーリングとの違い

ケミカルピーリングでは、皮膚にピーリング用の薬剤を塗布し、肌に刺激を与えます。その結果、皮膚の新陳代謝を正常な状態へと導けるのです。

しかし、ケミカルピーリングは治療中にピリピリとした軽い痛みがあります。また、ダウンタイムでは赤みや乾燥を生じる場合もあります。対してアクアピーリングは、肌に美容成分を補給しながら施術が行われます。そのため、アクアピーリングは美容施術の中でも痛みがほとんどなく、乾燥や肌荒れが少ない低刺激な治療方法です。