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2019年10月04日

20代でもシミは出来る?原因と予防法をご紹介します

シミがあると実年齢よりも老けて見えるので、出来て欲しくないものです。年齢を重ねるとともにシミが出来やすくなるのですが、シミでお悩みの方は30代以降の女性だけではありません。 どれほど若くてもシミが出来る可能性はあり、20代でシミ治療をしている方や、シミ予防に力を入れている方も多くいらっしゃるのです。 若いからシミはできないと考えるのではなく、早くからシミ予防をして美しい肌を保つよう心掛けましょう。

20代でもシミは出来る?

20代はシミが出来ないと楽観的にお考えの方もいらっしゃいますが、年齢を重ねるとともに肌の老化が進んでシミやシワ、たるみが出来やすくなっていきますので、20代でもシミは出来ると言えます。 実際、シミにお悩みの20代は多く、セルフケアでシミを改善できず若いうちから皮膚科、美容皮膚科でシミ治療している事も珍しくありません。 ただ、クリニックで治療をしても1度できたシミを薄くするには時間がかかりますので、若くてもシミが出来る事を理解して予防する事が大切です。

20代のシミの特徴

人それぞれシミの種類は違うのですが、20代のシミはADM、老人性色素斑が多い傾向にあります。それぞれ出来る原因が異なり、以下のような特徴があります。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

老人性色素斑(日光性色素斑)

成人になってから頬や額の両側に出来ることが多く、遺伝的な要因で発症すると考えられていますが、はっきりした理由は不明です。
真皮内にメラノサイト(メラニンを作る細胞)が増える疾患で、シミより深部でメラノサイトが増えるためシミではなく「アザ」と捉えられます。ADMは成人になって発症する代表的なアザと言えます。 見た目は写真のように、雀卵斑(ソバカス)より少し大きいくらいのグレーから青みがかった褐色をしています。 肝斑と似ていて区別しにくいため、皮膚科、美容皮膚科を受診する際にはシミや肝斑治療の実績が豊富なクリニックを選ぶようにしましょう。

老人性色素斑(日光性色素斑)

皮膚科外来を受ける方の中で最も多いのが「老人性色素斑」です。60歳以上では必発といっていいほど一般的なシミですが、20代で発症することもあります。老人性色素斑は紫外線が原因となって出来ることから、「日光性色素斑」とも呼ばれます。
老人性色素斑は顔や胸部、手の甲など日のあたりやすい部分に出来ることが多く、褐色で形や大きさは様々です。

シミが出来る原因

メラニン色素が皮膚の中に沈着して薄茶色や褐色の色素が肌に現れるものをシミと呼びます。では、シミが出来る原因であるメラニン色素はどのように肌に沈着するのでしょうか?その仕組みをご紹介します。 シミが出来る原因 肌が紫外線を浴び続けていると、表皮細胞(角化細胞)が異常化し、メラノサイトを活性化する信号を送り続けるようになります。その結果、メラニンが過剰に作られるようになり、シミとなります。 このように、一般的なシミである老人性色素斑は紫外線が大きく関係していますが、遺伝的な要因や女性ホルモンによる影響で出来るシミも存在します。

20代で気をつけたいシミの予防方法

紫外線対策する

シミが出来る原因の多くは紫外線のため、きちんと紫外線対策してメラニン活性を抑えることがシミ予防となります。紫外線は季節を問わず降り注いでいますので、1年中しっかりと日焼け止めを塗るようにしてください。日焼け止めに含まれる刺激の強い成分が肌に負担を与える事がありますので、日焼け止めを選ぶ際は成分を見て肌に優しいものを購入するようにしましょう。

生活習慣の改善

メラニンが対外へと上手く排出されないことでシミが出来るため、シミを作らないためには肌のターンオーバー(新陳代謝)を正常にすればいいのです。睡眠時間を十分に確保する、バランスの良い食事をとる、ストレスを溜めない等の生活習慣の改善で、肌のターンオーバーが促されます。

自分に合ったスキンケア

化粧水や乳液、美容液などスキンケアを欠かす事はできません。シミ予防には美白系のスキンケアが良いと言われますが、多くのシミはほとんど良くならないため、ご自身の肌に合ったケアでお肌の調子を整えることが大切です。 肌のタイプは乾燥肌や脂性肌、混合肌など人それぞれ異なりますので、一度専門家に診てもらっても良いでしょう。

過度の摩擦を避ける

紫外線のほか、過度の摩擦がシミの原因となっている事も多いため、肌の摩擦を減らすようにする事が大切です。 洗顔やお化粧の際に肌を力強く擦ると、摩擦で炎症が起きてシミが出来やすくなってしまいます。泡で顔を洗うと摩擦を軽減できますので、石鹸をよく泡立て、優しく撫でるようにして洗うのがポイントです。 しみ・そばかす治療はこちら

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監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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