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2023年05月24日

紫外線量が急上昇中!紫外線対策に効果的な美白ケアとは?

気候が良くなりあたたかい日が増え、お出かけの機会も多くなっている方も多いと思います。
しかし、この時期の外出時に注意したいのが紫外線です。

春先からは急に紫外線の量が増えるため、いつものお手入れでは不足してしまったり、季節の変わり目の肌トラブルを感じる方も少なくありません。
しかも春先は紫外線のダメージだけでなく、新生活での環境の変化によるストレスや、花粉などによる肌トラブルを起こしやすいのです。

寒い冬が終わって温かい春へと変わっていくため、スキンケアアイテムやスキンケア方法を見直す時期でもあります。
本記事では春の紫外線対策やお肌のケア方法についてご紹介します。

季節の変わり目に肌トラブルを起こしやすい方、美白ケアをしたい方はぜひ最後までお読みになり参考にしてください。

紫外線対策、できていますか?

春は気温が上昇して過ごしやすくなりますが、日差しも強くなるため紫外線には要注意です。

4月~9月にかけて、1年間のおよそ70~80%の紫外線が降り注ぐと言われています。
しかし、4月の紫外線の強さは残暑が残る9月と同じくらいで、紫外線の量で言えば9月よりも多いのです。

まだまだ暑い日が続く9月は、夏から継続して紫外線対策をする方は多いため予防できていますが、4月~5月ごろでは紫外線対策が不十分な方も多いです。

普段のメイクで外出してから日差しが強いことに気づくことも多いでしょう。
そのため、通年を通して日焼け止め機能のある下地やファンデーションを使うと安心です。

紫外線対策方法

紫外線対策は通年必要ですが、そこまで気温の高くない春でも夏と同じような対策をし、徹底的にガードしていきましょう。

日焼け止めを塗るだけでなく、日傘や帽子、日差しの強い日はサングラスも必須です。
強い日差しは目からも情報として脳に送られてしまい、肌を守るためにメラニンが発生してしまうからです。
そのため、4月以降は帽子やサングラスなどの紫外線対策グッズを携帯しておくと安心です。

紫外線を多く浴びた日は乾燥しやすいので、しっかり保湿をしてシミやくすみを作らないようにしていきましょう。

効果的な美白ケア方法

美白ケアには2種類あります。
今できているシミやくすみに対してケアする方法と、日焼けをしないようにしたり、シミやくすみを予防する方法です。

シミやくすみ、日焼けの原因は「メラニン」です。
メラニンとは肌や髪の毛、瞳の色を作る色素のことで、紫外線を吸収して肌を守る大切な役割がありますが、増えすぎるとシミやくすみとなってしまいます。増える原因は紫外線や外部からの過剰な刺激によるもので、肌を守るために必要以上にメラニンが増えてしまうのです。

そのため、増えてしまったメラニンを減らすケアと、メラニンをこれ以上増やさないようにするケアは違うのです。
2種類の美白ケアをすることで、くすみのない透明感のあるお肌にしていきます。

今できているシミやくすみの美白ケア方法

できているシミやくすみを白くするには、原因となるメラニン色素を還元するような作用を持つ成分配合のアイテムが有効です。

美白有効成分は色々な種類があり、厚生労働省が認可している美白有効成分は20種類を超えます。

  • ハイドロキノン
    ビタミンC誘導体
    コウジ酸
    トラネキサム酸

これらの有効成分配合のアイテムを摂り入れて、美白ケアしていきましょう。肌のターンオーバーを促進することでメラニンを排出することができるため、ピーリングなども効果的です。

シミやくすみを予防する美白ケア方法

シミやくすみを予防するためには紫外線を浴びないことが一番です。
外部からの徹底したガードと、メラニンの発生を抑制する美容成分でケアしていきましょう。

メラニンの生成を抑えるためには、メラニン生成を引き起こすチロシナーゼという酵素の働きを抑える成分が有効です。
以下の成分にはチロシナーゼの働きを抑制する効果があります。

  • ビタミンC誘導体
    アルブチン
    エラグ酸
    プラセンタエキス

普段のスキンケアにも摂り入れてみてください。

美白ケアにおすすめのアイテム

春の美白ケアにおすすめのスキンケアをご紹介します。

ウィズドクター

シミやくすみに有効なビタミンC誘導体に加え、ビタミンAとその仲間(レチノイド)に注目し、美容医療に特化したドクター4名による、日本人向けの美容液です。

レチノイドがシミの元であるメラニンを含む古い角質を早くターンオーバーさせることで、肌のくすみを改善させます。また表皮を薄くすることで透明感のある肌に導きます。メラニンの産生を抑えるハイドロキノンと併用することでより高い効果を期待できます。
ほか、毛穴や皮脂トラブル、ハリ・ツヤ改善にもアプローチします。

※レチノイドとは※
現在、最も注目されている美容成分「レチノイド」はビタミンAの一種で、私たちの体内にも存在する美容成分です。ビタミンA誘導体や、機能や化学構造の点でビタミンAに類似した合成化合物を指します。
レチノイドは食べ物(レバー、緑黄色野菜、うなぎ、卵など)にも含まれていますが、肌に直接つける方法の方が効率的に肌に作用させることが可能と考えられています。
肌にみずみずしいハリとツヤをもたらす美肌には不可欠な成分です。

ウィズドクターは、はなふさ皮膚科、オンラインでもお買い求めいただけます。
デリケートな日本人のお肌向けに、副作用を抑えることを目指して処方しております。

まとめ

今の時期の紫外線について対策と予防方法、美白ケアについてご紹介しました。

紫外線対策は、紫外線が強くなってきてから始めたのでは遅いのです。
通年を通して日焼け止めを塗り、日差しの強い日には保湿ケアを入念に行ってシミやくすみを作らないようにしましょう。
毎日の丁寧なケアでお肌は変わります。

季節やお肌の状態の変化に合わせ、対策方法やスキンケアアイテムを変えて健やかなお肌を目指していきましょう。

監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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