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2019年11月11日

形に合わせたニキビ跡手術の選択方法

ニキビ跡のクレーターは形状学的にローリング型、ボックスカー型、アイスピック型の3種類に分かれます。


こちらは形状学的な分類ですが、予後や治療方法にも大きな影響を与えます。 様々な治療法がありますが、今回は外科的な治療に合わせて解説をしようと思います。


ローリング型

・・・皮下直下の脂肪の萎縮や皮下の線維化した組織が皮膚を下に引っ張ることで発生しています。3mm-10mm程度の比較的大きめでなめらかに窪んでいるのが特徴です。

●手術による治療方法・・・サブシジョンにて皮下の線維化した組織を切断します。創傷治癒過程にて組織が盛り上がり、結果皮膚が平坦化します。


ボックスカー型

・・・繰り返された炎症性のニキビにより創傷治癒がうまく働かずに四角く組織が欠損してしまったニキビ跡です。垂直に近い形で窪み底面が平坦なのが特徴です。

●手術による治療方法・・・サブシジョンにより底面部分の下の組織を切断し、創傷治癒過程で皮膚が平坦化します。さらに辺縁を炭酸ガスレーザーで削り、辺縁を目立たなくさせます。


アイスピック型

・・・おそらく炎症性のニキビにより組織が破壊され排膿が続き、創傷治癒過程で傷が周囲から収縮とすることで点状に深い傷が残るものと想像されますが、最も治療が困難と考えられているものです。

●手術による治療方法・・・炭酸ガスレーザーにより焼灼します。それにより傷が収縮、隆起しニキビ跡が目立ちにくくなります。最も治療が難しいと言われ、数回の治療が必要になります。

監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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