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2021年06月30日

寝ても目の下のクマが取れない?原因と治し方について

どんなに寝てもクマが取れないと、「どうしてクマが取れないんだろう…」と落ち込んでしまいますよね。化粧でクマを隠すのを手間に感じている方も多いことでしょう。

実は、クマは「青クマ」、「黒クマ」、「茶クマ」の3種類があり、セルフケアで改善できるものと、できないものがあります。

今回は目の下のクマでお悩みの方に向けて、クマの種類と原因、対策方法をご紹介します。 クマを消したいと思っている方は、この記事で自分のクマが消せるのかどうか確認してください。

クマの種類

一口にクマと言っても種類があり、「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」の3種類に分けられます。

青クマ

青クマは目の下が青黒く見えるクマで、皮膚を下に引っ張るとクマが薄くなるのが特徴です。

黒クマ

黒クマは目の下が黒く見えるクマで、上を向くと薄くなるのが特徴です。

茶クマ

茶クマは目の下が茶色く見えるクマで、青クマや黒クマのように皮膚を下に引っ張っても、上を向いてもクマに変化がみられないのが特徴です。

目の下のクマの原因

青クマ

青クマは、睡眠不足や疲労、ストレス、パソコンやスマホを長時間みるなどの眼精疲労、生活習慣の乱れ、貧血、肩こりなどからくる血行不良が原因です。

目の周辺は毛細血管が多いため、血行不良になると皮膚から血管が透けて青クマが目立つようになります。特に、年齢を重ねて更に皮膚が薄くなっている方、色白な方は青クマができると目立ってしまいます。目の下は皮膚が非常に薄いため、血行不良に注意して青クマを予防しましょう。

黒クマ

黒クマは、「眼窩脂肪(がんかしぼう)」という下瞼の脂肪が前方に突出して影になっている、もしくは目元がくぼんで影になっているのが原因です。

加齢などで「眼輪筋」という目の周りの筋肉が衰えると、眼窩脂肪が前方に突出して、目の下に影ができます。また、加齢などで目元のコラーゲンが減ると皮膚がたるみ、くぼんだ部分が影になります。この影が、黒クマの正体ということになります。

茶クマ

茶クマは、紫外線や摩擦、乾燥、アイメイクなどによって目の周りの皮膚にメラニン色素が沈着することが原因です。

皮膚に慢性的な刺激が加わると肌のターンオーバーが乱れ、メラニンが色素沈着を起こしてしまいます。色素沈着によってクマができるため、茶クマはシミの一種と言うことができます。

青クマの対策方法

青クマは目の周りの血行不良が原因なので、十分な睡眠をとるなどの生活習慣の改善、目元をマッサージしたり温めたりするなどの血行促進が対策方法となります。

また、眼精疲労から青クマができることもありますので、なるべくパソコンやスマホの画面を見すぎないよう意識することも大切です。

静脈がうっ滞している場合はセルフケアで治すのが難しいので、その場合はクリニックを受診するようにしてください。

黒クマの対策方法

加齢に伴って黒クマができやすくなりますので、予防方法としては保湿を重視したスキンケアが重要になります。

黒クマができたらホームケアで改善することはできませんので、消したい場合にはクリニックで治療を受けましょう。

黒クマの治療方法

ヒアルロン酸注入

黒クマは前述の通り、目の下にできた凹みが原因です。そのため、セルフケアで改善することはありません。クリニックでの治療はたくさんありますが、最もダウンタイムが少なく、簡便な方法はヒアルロン酸注射です。目の下にヒアルロン酸を注入すると凹みが持ち上がって影が生じなくなるため、注入直後から効果を実感できます。

注入されたヒアルロン酸は徐々に体内へと吸収されていきます。ヒアルロン酸はもともと体内に存在している成分のため、拒否反応が起こるリスクの少ない治療方法と言えます。

ヒアルロン酸を注入する前に施術部位をクーリングしますので、それほど強い痛みは伴いません。痛みに不安な方は、麻酔クリームを使用することも可能です。

ヒアルロン酸注入の詳細はこちら

茶クマの対策方法

茶クマはメラニン色素の沈着が原因ですので、ホームケアで改善できる可能性があります。

シミ対策と同様に、紫外線対策や保湿を重視したスキンケアが大切です。 目元ケア用のアイクリームなどが販売されていますので、茶クマが気になる方は試してみても良いでしょう。

また、刺激が加わるとメラニンが生成されやすくなりますので、摩擦を避けたり、刺激の強い化粧品を避けたりすることも大切です。

茶クマの治療方法

レーザートーニング

広範囲に低出力でレーザー照射することで、茶クマの原因である色素沈着を徐々に改善していきます。個人差はありますが、6回前後の治療で茶クマの改善が期待できます。

低出力のレーザーを照射しますので、目元のクマを安全に治療することが可能です。レーザートーニングは痛みやダウンタイムがほとんどないため、痛みに弱い方や、ダウンタイムが短い治療をご希望の方にもオススメです。

レーザートーニングの詳細はこちら

トレチノイン・ハイドロキノン

トレチノイン・ハイドロキノンはシミやしわ、ニキビ跡に高い効果を発揮する塗り薬です。

茶クマはシミの一種ですので、トレチノイン・ハイドロキノン療法で改善できます。

トレチノインはメラニンの排泄と肌のターンオーバーを促し、ハイドロキノンはメラニンの生成を抑制する作用があります。この2つを組み合わせたトレチノイン・ハイドロキノン療法で、茶クマの色素沈着を改善へと導きます。

トレチノイン・ハイドロキノンの詳細はこちら

クマは病気のサイン?

ほとんどの場合は病気と直接関係がないのですが、クマのなかには直接関係する病気もあります。以下では、クマのように見えることがある「バセドウ病」と「ADM」をご紹介します。

バセドウ病

バセドウ病は、甲状腺ホルモンの産生と分泌が増える自己免疫疾患です。

高校生で発症がピークとなり、男女比は1:3~6と女性に多い病気なことが分かっています。

成人になってからバセドウ病を発症すると、甲状腺腫や眼症状、体重減少、暑さに敏感になる、手の震え、動悸などの症状がみられます。

バセドウ病になると眼球突出することがあり、それが原因で影ができ、クマのようなものがあらわれます。

ADM

ADM (後天性真皮メラノサイトーシス)はアザの一種で、真皮内にメラノサイトが増える病気です。多くは成人になってから頬や額の両側にグレーから青みがかった褐色の色素沈着が現れ、まれに目の下に現れることがあります。

目の下にADMができると、クマのように見えます。ADMはセルフケアで改善できないため、消したい場合にはクリニックでの治療が必要になります。

関連記事:ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

男性に多いクマの原因は?

クマは女性に多いイメージがありますが、女性と同様に、男性もクマで悩む方は多くいらっしゃいます。 クマには「青クマ」、「黒クマ」、「茶クマ」の3つがありますが、そのなかでも男性は黒クマが多い傾向にあります。

黒クマのできる頻度が多い理由として考えられるのは、加齢に伴って目元のたるみは必ず出てくることです。黒クマは中年以降では必ずと言っていいほど現れるでしょう。

まとめ

今回は、クマの種類や特徴、原因、対策方法をご紹介しました。 茶クマはホームケアで改善できる可能性はありますが、黒クマ、茶クマはホームケアで改善することはできません。 自分のクマがどの種類か確認し、改善できない場合にはクリニックでの治療を検討してみてくださいね。

監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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