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炭酸ガスフラクショナルレーザーe.f.

e.f.
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はなふさ皮膚科 TOP / 炭酸ガスフラクショナルレーザー / 炭酸ガスフラクショナルレーザーe.f.

炭酸ガスフラクショナルレーザー e.f. について

e.f.は、炭酸ガス(CO2)レーザーを土台とした多機能な医療機器です。皮膚を切開する、削る、蒸散させる、面的に微細な穴を無数に開けるなど、状況に応じて複数のモードを使い分けることができます。搭載されたスキャナー機能によって照射する位置や範囲を細かく調整できるため、施術者の手技によって仕上がりに大きな差が出にくく、一人ひとりの肌状態に合わせて出力を細かく設定しやすいというメリットがあります。

炭酸ガスレーザーの波長は、およそ10.6μmの光を発し、皮膚や組織に含まれる水分に強く吸収されやすい性質を持っています。吸収された光エネルギーは瞬時に熱へと変わり、狙った深さの組織にピンポイントで作用します。この性質を利用することで、ほくろやイボといった良性腫瘍の切除のような外科的アプローチから、肌質そのものの底上げを目指す美容目的の再生治療まで、一台で幅広く対応できるのが強みです。

なお、フラクショナル(fractional=分割された)という名前が示す通り、照射面全体に均一に熱を加えるのではなく、無数の点状スポットへと分割して照射します。これにより、周囲の健常な皮膚を残しながら、必要な部分にだけ効率よくダメージを与えることができます。実際、フラクショナル照射という考え方自体は2000年代前半に提唱され、2007年前後から美容医療の現場で本格的に活用が広がってきた比較的新しい技術です。皮膚を面ではなく点で照射するアブレイティブ(蒸散型)とノンアブレイティブ(非蒸散型)という大きく二つのタイプが存在し、前者は皮膚表面に微小な孔を開けて高い効果を狙う一方でダウンタイムが生じやすく、後者は皮膚を傷つけずにエネルギーを届けるためダウンタイムは短いものの、効果を得るには回数を重ねる必要があります。e.f.はこのうち蒸散型に分類され、比較的少ない回数でも変化を実感しやすいのが特徴です。

作用メカニズム

フラクショナルモードで照射すると、肌の表面には目に見えないほど微細な穴が格子状・点状に多数形成されます。照射された部分では表皮から真皮にかけて軽い熱ダメージが加わりますが、その周囲には未照射の健常な皮膚が網目状に残るため、比較的短い期間での回復が見込めます。

体はこの熱ダメージを「創傷」として認識し、傷を治そうとする自然な創傷治癒反応が働きます。具体的には、ダメージを受けた古い組織が排出され、ターンオーバーにより新しい表皮細胞へと置き換わります。また、真皮内では線維芽細胞が活性化し、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの産生が高まっていきます。

海外の皮膚科領域のレビューでも、蒸散型のフラクショナルCO2レーザーはニキビ跡治療の中でもとりわけ研究報告の蓄積が多い治療法で、複数回の照射を経て段階的に凹凸が改善していく傾向が示されています。施術後、時間の経過とともに凹んでいた部分が周囲になじむように持ち上がり、開いていた毛穴が引き締まり、小じわが目立ちにくくなるといった変化が期待できます。

1回の施術で入れ替わる皮膚の範囲は肌全体のごく一部にとどまり、目安として1回あたり1〜2割程度です。そのため、より高い変化を求める場合は複数回の治療を重ねていくことになります。1回の施術でもハリ感の変化を実感できることはありますが、コラーゲンの生成やターンオーバーには一定の時間がかかるため、短期間での劇的な変化を求めるのではなく、数か月単位で経過を見ていく必要があります。

他治療との違い

肌に微細な穴を開けて再生を促すというアプローチは、ニードルを用いるダーマペンなどの治療と似ている点があります。しかし炭酸ガスフラクショナルレーザーは、単に物理的な穴を開けるだけでなく、その瞬間に熱エネルギーを組織の深部まで届けられる点が大きく異なります。熱刺激が加わることで、コラーゲン生成やタイトニングによる引き締め効果がより強く得られるため、深いクレーター状の瘢痕や、たるみを伴う毛穴の開きなど、肌の凹凸そのものを改善したい場合に向いています。

一方、酸性の薬剤を肌表面に塗布して古い角質を取り除くケミカルピーリングは、あくまで肌の表層に働きかける治療であり、皮膚に物理的な穴を開けることはありません。角質のざらつきやくすみといった表面的な質感の改善には向いていますが、深い凹凸の改善には限界があります。これに対し炭酸ガスフラクショナルレーザーは真皮層にまで熱刺激を届け、組織そのものの再構築を促すため、ニキビ跡の凹みや開いた毛穴、小じわといった肌の「形」に関わる悩みに、より踏み込んでアプローチできます。

さらに、光を利用したフォトフェイシャルのような治療が主に色ムラや赤み、色素沈着といった「色」の悩みに強みを持つのに対し、炭酸ガスフラクショナルレーザーは肌の凹凸や質感などの「形」の悩みに向いています。どちらが適しているかはお肌の状態やダウンタイム、通院できる頻度によっても変わってくるため、カウンセリングで複数の選択肢を比較しながらご相談ください。

まずはカウンセリングからご予約ください。

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