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肝斑

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肝斑について

頬や眼の下、額などに左右対称にみられる薄茶色のシミです。

30代〜60代の女性に多くみられます。妊娠により悪化することから女性ホルモンによる影響は間違いないと考えられています。その他、紫外線、皮膚の過度な摩擦、肌に合わない化粧品などが原因と言われています。肝斑はシミ相談に来られる患者様の半数近くに見られ、老人性色素斑などと 合併することが多いです。

肝斑の増悪因子

日焼け、妊娠、摩擦によって増悪します。

肝斑は一般的なレーザー治療にて増悪しますので禁忌とされています。肝斑の上に老人性色素斑があり、老人性色素斑の治療のためレーザーを打ち込んだ結果、肝斑が悪化するということはよくあります。

まずは自宅でケアしたい方はこちら

肝斑治療(自費治療)

肝斑の治療の原因は複合的であり、1種類の治療だけで十分な効果を得られることはそれほど多くありません。
当クリニックでは通常、ピコレーザートーニング、レーザートーニング、メソアクティス、ケミカルピーリング、トレチノイン・ハイドロキノン療法、内服など、これらの治療を効果的に組み合わせて行います。

ピコレーザートーニング

レーザーにおける最近の技術革新によりピコ秒パルス(1兆分の1秒)を生成するレーザーが導入されています。
レーザーパルス期間が短いほど、光熱効果よりも光音響により色素の粉砕が可能となります。そのため、周囲の組織に熱損傷を誘導することなく色素除去を効率的に行えるようになり、この熱損傷は肝斑の患者のための従来の Q スイッチレーザー治療の最大の欠点であると思われ、治療後の高いPIH率の原因と考えられます。

ピコレーザーは現在、532 nm755 nm、および 1064 nm のレーザー出力で利用可能です。
これまでのところ肝斑治療における正式なデータは報告されていませんが、ピコ秒レーザーの光音響機構を介して色素を破壊するという特徴から、肝斑治療に適した新しい治療法として注目を集めています。

ピコトーニングについて詳しくはこちら

レーザートーニング

レーザートーニングは現在、最も注目されている治療で、低出力のレーザーをシャワーのように患部に照射する治療法です。皮膚になるべく刺激や炎症を起こさず、色素のみを破壊して肝斑を改善させる、という方法です

また、施術者の技量によって結果が左右されるので、なるべく症例数の多い施設で治療することが望ましいです。

レーザートーニングについて詳しくはこちら

メソアクティス

エレクトロポレーションと呼ばれる特殊な電気の力で様々な有効成分を「痛みなく」「肌深層まで」浸透させることができます。

トラネキサム酸やビタミンAC、美白剤などを導入することで肝斑やくすみを改善させます。

メソアクティスについて詳しくはこちら

ケミカルピーリング

肝斑において、つけ薬、飲み薬の治療にケミカルピーリングを追加することは、メラニンの除去を加速するのに役立ちます。

グリコール酸、サリチル酸、レチノイン酸などの表面的なピーリングは炎症などの合併症リスクが少なく、色素沈着の増悪のリスクもほとんどない傾向があるため、肝斑治療に頻繁に選択されています。

複数回行った方が効果的であることが示されていますが、ケミカルピーリングによって炎症または刺激が生じてPIHもしくは、肝斑のリバウンドを引き起こす事が稀にあります。

ケミカルピーリングについて詳しくはこちら

内服薬、外用薬を用いた肝斑の治療法(自費治療)

つけ薬

肝斑治療のファーストチョイスはつけ薬ですが、反応が乏しい場合があること、改善速度が遅いこと、ハイドロキノンやトレチノインによる皮膚の炎症、紅斑、および炎症後色素沈着といった有害事象などによって不満足と感じる可能性があります。他の治療の補助に用いるといいでしょう。

当院の肝斑治療における外用薬(自費)

・ハイドロキノントレチノイン
ハイドロキノン
代表的な美白剤です。ハイドロキノンはメラニンが生成される際に必要な酵素、チロシナーゼを阻害することでメラニンの合成を阻害し、肝斑を薄くする効果が期待できます。
使い始めにヒリヒリしたり、軽度の皮むけ、赤みがおこる場合があります。
高濃度のものを長期間つけると色素脱失(白斑)が形成されたり、逆に色素沈着(オクロノーシス)となる場合があります。
必ず医師の指導のもと使用するようにしましょう。

トレチノイン 0.05
トレチノインはビタミンA(レチノール)の誘導体で正式にはオールトランスレチノイン酸と呼ばれています。
使用しはじめは、いわゆるA反応と言って皮むけやヒリヒリ、赤みが高確率で現れるのですが、徐々に慣れてくることが多いです。
レチノイン酸は誰でも血液中にごく微量流れているものなのでアレルギー反応を起こす可能性は低いです。
トレチノインを使用することで肌のターンオーバーが促進され、基底層にあるメラニン色素の排出を助ける働きがあります。
またトレチノインはコラーゲンの産生を促したり、毛穴の角化を抑制するなど、さまざまな有益な効果が知られている成分です。
肝斑治療においても、ハイドロキノンと組み合わせて使用することで効果を早く感じる事が出来るでしょう。
必ず医師の指導のもと使用するようにしましょう。

・ゼオスキンヘルス
シミや肝斑等、肌トラブルを根本から改善させる事を目的にドクター ゼイン オバジ氏が医療機関専売品として開発しました。
一般的な化粧品は表皮の保湿までしか出来ませんが、ゼオスキンヘルスは真皮まで有効成分を浸透させることが可能です。 前述したメラニンの合成を阻害するハイドロキノンや、ビタミンA誘導体で肌のターンオーバーを促進させ、メラニン色素の排出を助けるレチノール、院内処方のトレチノイン、そのほか様々な有効成分を配合したスキンケアアイテムを、患者様に合わせてカスタマイズすることが可能です。

・集中的に肌改善させるコース(皮むけ、刺激感、赤みなどのダウンタイムがあります)
・健康な肌状態を維持させるコース(マイルドなレチノールを配合しているため、ダウンタイムなく日々のスキンケアとしてご使用いただけます)
など目的に合わせて、カスタマイズすることができます。
医師やスタッフにご相談ください。

ゼオスキンヘルスについて詳しくはこちら

・トラネキサム酸5%配合クリーム
トラネキサム酸を5%と高濃度に配合した外用薬となります。
トラネキサム酸とは元々は出血を押さえたり、炎症を抑えるために開発された薬です。皮膚科領域では、難治性の湿疹や蕁麻疹に対して使用されていました。
トラネキサム酸はプラスミンと呼ばれる血栓を溶かす成分の働きを抑えます(抗プラスミン効果)。
プラスミンは血栓だけではなく、メラニンの産生にも関与しているようで、紫外線や摩擦、女性ホルモンなどの刺激を受けた角化細胞がプラスミンを媒介としてメラノサイトに刺激を伝え、メラニンが過剰に作られるようです。
トラネキサム酸は抗プラスミン効果でその経路を弱めることで肝斑の改善に役立っていると考えられています。

止血効果があるトラネキサム酸は内服することで、基礎疾患によっては血栓のリスクが上がる可能性が指摘されていますので、そのリスクを除外するために開発されたのが、トラネキサム酸外用薬となります。
トラネキサム酸外用薬は厚生労働省により美白有効成分(メラニンの生成を抑制しシミ、そばかすを防ぐ)として認められてからは市販品もよく見かけるようになりました。
市販品では濃度は2%ほどのものが多いですが当院では5%の高濃度のトラネキサム酸を配合したクリームを処方しております。

飲み薬

本邦では肝斑に対してトラネキサム酸、およびアスコビリン酸(ビタミンC)の内服が行われることが多いです。

・シナール(ビタミンC)
トラネキサム酸との併用で肝斑改善効果が高まるといわれているビタミンCです。
メラノサイトの中でメラニンが生成される際にチロシナーゼという酵素が欠かせませんがそのチロシナーゼの働きを阻害することで肝斑に対する効果を発揮します。
また、できてしまった褐色メラニンを還元し、色を薄くする働きがあります。
シナールはビタミンCとその働きを効率的に助けるパントテン酸も配合されています。パントテン酸は肌のターンオーバーを助けます。

・トランサミン(トラネキサム酸)
トランサミンはトラネキサム酸を含有する抗プラスミン薬です。本来トラネキサム酸は抗炎症作用や止血作用を目的とした使用方法がありますが、肝斑の改善としても効果が期待できる成分です。
メラニンを生成するメラノサイトを活性化させる働きがあるプラスミンを抑制することでメラニンの生成を抑制することで肝斑に効果を発揮します。
血栓が出来やすい方、心筋梗塞や脳梗塞の血栓系の病気を発症している方は使用できない場合がございます。医師にご相談ください。

その他の肝斑に関連するコンテンツはこちら

  • 肝斑の原因

治療例

肝斑は単一の治療では効果が乏しいため、症状ごとに以下のような治療法を組み合わせて治療を行います。

軽度の場合や予防
標準的な治療方法①

[院内]メソアクティス
    +
[ホームケア]トラネキサム酸・シナール内服薬

中程度の場合
標準的な治療方法①

【院内】ピコレーザートーニングorレーザートーニング+メソアクティス
            +
【ホームケア】トラネキサム酸・シナール内服薬

標準的な治療方法②

【院内】サリチル酸マクロゴールピーリング+メソアクティス
            +
【ホームケア】トラネキサム酸・シナール内服薬

重症の場合
標準的な治療方法①

【院内】レーザーフェイシャルorレーザートーニング+メソアクティス
            +
【ホームケア】トラネキサム酸・シナール内服薬+ハイドロキノン orトレチノイン外用

標準的な治療方法②

【院内】サリチル酸マクロゴールピーリング+メソアクティス
            +
【ホームケア】トラネキサム酸・シナール内服薬+ハイドロキノン orトレチノイン外用

ここがポイント

01
肝斑治療のこだわり

肝斑の治療はそう簡単ではありません。これといった決まった治療がないからです。治療が1年以上という長期にわたる事も珍しくありません。当院では月間200名以上のシミでお困りの患者様がご来院され、その中で膨大な診療実績を分析したノウハウがあります。
費用を押さえたいのか、確実に効果を出したいのか、最新の治療を受けたいのか、最短で効果を出したいのか、という患者様の御要望にあわせて、治療を行なっていきます。
治療が長期にわたる事もまれではありませんので、患者様が不安にならないように寄り添って参ります。

02
当クリニックの治療方針

肝斑はシミ治療の中で唯一、決定的な治療法がないシミです。単一の効果では効果が乏しいため、さまざまな方法を組み合わせて治療を行います。当院ではピコトーニングなどの積極的な治療をお勧めしています。

施術の流れ

1
ご希望の医院までお電話、またはWEB予約をお願いします。
2
ご予約日にご来院いただきます。
3
当日、お化粧を落としていただき施術を行ないます。
4
次回ご予約をいただきます。
5
お化粧をしていただき、治療終了となります。

よくある質問

肝斑の治療は何が一番良いですか?

トラネキサム酸内服(自費)を続けていただくことが多いです。とにかく早く治したいのであれば、ピコレーザートーニングやレーザートーニングを組み合わせるのが良いでしょう。

よくわからない場合は歴史の古く、効果の安定している
ピーリング+メソアクティス
あたりから初めて見てはいかがでしょうか?

肝斑は何回くらい治療すれば良いですか?

残念ながらすぐに肝斑を良くする方法はありません。どの治療を行なってもそれなりに時間がかかります。ピコレーザートーニングやレーザートーニングやピーリング+メソアクティスを行なった場合でも半年くらいはかかります。

どれくらいの通院頻度ですか?

保険診療、ピコレーザートーニングやレーザートーニングの場合は、1ヶ月に一度です。ピーリング、メソアクティスの場合は2、3週間に一度程度です。

必ず良くなりますか?

ほぼ良くなると思っていただいて良いのですが、完全に、かつ全員の肝斑を消す治療は存在しませんので、必ず良くなるとお約束することは残念ながら控えさせていただきます。

それぞれの治療のダウンタイムを教えてください。

どの治療もダウンタイムはなくすぐに日常生活を送る事が出来ます。

レーザートーニングは痛いですか?

あまり痛くないです。心地いい程度の刺激です。

※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の料金は料金表ページ、内容は各院にお問合せください。

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