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ニキビ跡クレーターの種類と治療法

Classification And Treatment Method
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ニキビ跡クレーターの種類と
治療方法について

ニキビ跡クレーターの種類

ニキビ跡のクレーターは大きく

  • ・アイスピック型
  • ・ローリング型
  • ・ボックスカー型

の3つに分類されます。これらは通常混ざっているのが普通です。

ニキビ跡クレーター各論

ローリング型

皮下に瘢痕組織が作られ、それが下に皮膚を引っ張りくぼむタイプです。大きくぼこっとくぼんでいますが、くぼみ方が滑らかなのが特徴です。
ニキビの炎症に伴い真皮から皮下組織にかけて、瘢痕組織(コレーゲンを多く含む)に置き換わり、それが皮膚を下に引っ張るためくぼみが起こると言われています。おそらく深在性のニキビが原因となっているものと考えられます。表皮は保たれていることが多いです。

治療に関してはいかに窪んだ部位を盛り上げるかということにつきます。

一般的には下記のような治療を選択されることが多いです。

  • ・浅い場合はマイクロニードル(ダーマペン)、マイクロニードルRF、フィラー(ヒアルロン酸など)
  • ・深いタイプはサブシジョン

実際は下に引っ張る力を解除すると理論的に治りがよく、筆者自身も治りが良いと感じているので、数が少ない場合は程度によらずサブシジョンを優先するようにしています。

アイスピック型

開口部は点状で小さいのですが、奥に深いタイプです。
おそらくニキビによる炎症で毛穴が変形し、毛穴が開いたまま器質化したものと思われます。もっとも治療抵抗性で、治療が難しいタイプです。

数が数個しかない場合は、切除し縫合する方法がシンプルにいいでしょう。皮膚移植も選択肢として上がります。たくさん集簇している場合は、すべて手術するというのはリスクが高すぎるためフラクショナルレーザー、マイクロニードル(ダーマペン)、マイクロニードルRF(イントラセル)を先に行うといいでしょう。

トリクロロ酢酸、フェノールなどの強いピーリング剤で毛穴を焼き潰してしまう方法が選択されることがあるのですが、概ね悪い結果になることが多く、日本人には合わない治療と考えられます。

ボックスカー型

頻度としては最も多いものでしょう。表面が90度に近い角度で凹という字のごとくの形でくぼみ、底面は平坦なことが多いです。

  • ・浅い場合はケミカルピーリング、フラクショナルレーザー、マイクロニードル、マイクロニードルRFなどにてコラーゲンの産生を促すといいでしょう。
  • ・深い場合はサブシジョンも一つのオプションです。サブシジョンは原理的にローリング型のニキビ跡の治療法であると考えておられる方が多いと思うのですが、実はボックスカー型にも効果があることがわかっています。
  • ・底面の皮膚が残っている場合は、パンチ挙上術を検討してもいいでしょう。これはボックスカー型のニキビ跡を形なりにメスで切り取り、引き上げて固定する方法です。

植皮術と比べると簡便で、どこかから採皮してくる必要がないので、傷が増えるおそれもありません。底面が瘢痕に置き換わっている場合は、皮膚移植術しかありません。
ただしこれらのニキビ跡が1種類しかない場合には治療は簡単なのですが、通常は全てがそれぞれ複数混ざっていることが普通です。もしニキビ跡が多数混ざっている場合はフラクショナルレーザー、マイクロニードルを1~2クール(6~12回)、もしくはマイクロニードルRFを1~2回行い深いところにサブシジョンや皮膚移植を行うことが多いです。

ニキビ跡治療一般論

一般的にニキビ跡のクレーターは真皮のコラーゲンの産生を促す治療、物理的に皮膚を持ち上げる方法、あるいはニキビ跡を取り除く治療が行われています。

コラーゲンの産生を促す生物化学的方法
物理的に皮膚(皮下)を損傷することでコラーゲンの産生を促す方法
3. 針とラジオ波を使う方法
物理的に皮膚を持ち上げる方法
  • パンチ挙上術
手術的に病変を取り除く方法
  • 切除縫合方法
手術的に病変を取り除き皮膚を移植する方法

これらの治療法の、一般的は効果の強さは以下の通りです。

トレチノイン<ピーリング(浅いピーリング)<ノンアブレイティブフラクショナルレーザー<アブレイティブフラクショナルレーザー<マイクロニードル<マクロニードルRF<ディープピーリング(深いピーリング)<サブシジョン<切除縫合法、パンチ挙上術<皮膚移植

ダウンタイムや侵襲、リスクは逆の関係になります

ちなみに海外ではディープピーリングがニキビ跡の治療に用いられますが、日本では深いピーリング(すなわちディープピーリング)は認められておらず、かつ副作用が極めて強く出る可能性がありますので、行うことはできません。

では最初から強い治療を行えばいいかというとそう簡単でもなく、例えば顔全体に手術を行うということは技術的もリスクとしても金銭的にもかなり厳しいと言えるでしょう。

一般的にニキビ跡治療の場合は、ダウンタイムが長く侵襲が強いほど効果も強く、逆にダウンタイムが短く侵襲が弱いほど効果も弱いという関係があります。

ニキビ跡の手術療法

ニキビ跡治療の実際

ニキビ跡が頬などに全体的に分布している場合

現実的には、ニキビ跡は一つということは少なく、顔全体に分布していることが多いです。まずは全顔に無理なく照射でき、効果が証明されている

  • ・フラクショナルレーザー
  • ・マイクロニードル(ダーマペン)
  • ・マイクロニードルRF(イントラセル)

などを全顔に照射し、ある程度ニキビ跡を改善させ、それでもニキビ跡が気になる場合は、サブシジョン、切除縫合法、皮膚移植を検討するといいでしょう。
いきなりサブシジョン、切除縫合法、皮膚移植を選択するのは現実的でないかと思われます。ただ、ローリング型の場合は早めにサブシジョンを行うという方法もあります。

ニキビ跡の数が少ない場合

ニキビ跡が少なく、かつ深い場合はサブシジョン、切除縫合法、皮膚移植を選択するのもよいでしょう。ニキビ跡が浅い場合は、フラクショナルレーザー、マイクロニードル(ダーマペン)、マイクロニードルRF(イントラセル)で十分です。

まとめ

ニキビ跡には現状ではピーリングやフラクショナルレーザーが漫然と行われているのが現状です。20回ほど治療を行なったという方も見られます。 確かにピーリングやフラクショナルレーザーもある程度の効果が見られる場合が多いのですが、ニキビ跡が深い場合や、瘢痕に置き換えられている場合は、それらでは十分ではありません。これは筆者の経験にもとづく見解ですが、ピーリングやフラクショナルレーザーは12回程度でとどめておくといいでしょう。
それで改善がなければマイクロニードル(ダーマペン)、マイクロニードルRF(イントラセル)、さらにはサブシジョン、単純縫縮、皮膚移植など次のステップに進むべきでしょう。

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