老人性色素斑(日光性色素斑)
老人性色素斑(日光性色素斑)について
老人性色素斑(日光性色素斑)について
紫外線によるシミの代表格です。
顔や手の甲、腕など、日光によくあたる部分にできる茶色いシミで、形は不定形で、米粒位の大きさから5cmほどにまで及ぶことがあります。単発のことも多発することもあります。
紫外線などによる皮膚損傷によって生じる皮膚の変化ということができます。最初は色が薄く目立ちませんが、少しずつ濃くはっきりしてきます。
通常は平らですが、時間が経つと隆起してくることもあります。
20代から発症することもありますが、60歳以上では必発といっていいほど一般的なシミで、シミのため皮膚科外来を受診される患者様の中で最も多いシミです。
一種の腫瘍性病変ということができますので、Qスイッチアレキサンドライトレーザーという強いレーザーで取りきってしまうのが最も望ましいと考えております。ただし、Qスイッチアレキサンドライトレーザーには、一時的にかさぶたになる(7日〜10日程度)といった欠点があります。そのため、接客業の方や、お仕事が忙しい方の場合はフォト治療で徐々に薄くしていく、という方法も考えられます。
さらにシミが多数(だいたい10個以上)あるような場合は、すべてレーザーで取りきるというのは、やや現実的でなく、その場合、フォト治療により徐々に薄くしていった方が、患者様の精神的、金銭的なご負担は少なくてすみます。
フォト療法は約一ヶ月に一度、計6回ほど行ないます。その結果、残ったものだけ、レーザー治療を行なう、という方法もあります。
またレーザーを使いたくない、という場合、トレチノイン・ハイドロキノン療法といった美容クリームにて取りきる/薄くすることが可能です。
老人性色素斑の治療についての詳しい説明はこちら
治療のポイント
老人性色素斑はただ単にレーザーやフォトを当てれば良いものと思っておられる方もいるかもしれませんが、そんな事はありません。まずは老人性色素斑を正確に診断し、その肌質、肝斑との合併の有無を確認します。
また、老人性色素斑の治療はレーザーを当てたら終わりというのではなく、レーザー照射後、40%の確率で炎症後色素沈着という別のシミが現れてきます。その炎症後色素沈着がきちんと消えるまで当院では責任もってフォト治療をさせていただいております。
症例のご紹介
メニュー | 料金 |
---|---|
Qスイッチレーザー | 1cmあたり16500円 |
主な副作用・・・痂皮化(かさぶた化)、色素沈着、シミが取りきれないこと、肝斑の悪化、再発 症状、肌質により効果に差があります。
よくある質問
基本的には老人性色素斑が癌化するリスクは普通の皮膚と変わらない、と考えて良いと思います。ただ老人性色素斑に似た悪性黒子といった悪性のものもありますので、ご心配でしたら皮膚科を受診するようにお勧めしたいと思います。
効果が高いのはレーザー治療ですが、かさぶたになったり(7日〜10日)、炎症後色素沈着(レーザー治療1ヶ月後くらいに現れてくる色素沈着で、放置すれば消えていきますが、数ヶ月から半年かかる事もあります)といった副作用もあります。
一般的に言って、シミが少数である場合はレーザー治療、かなり広範囲にシミがある場合はフォト治療が優れていると言えるでしょう。
またかさぶたになるのは非常に困る、という場合はフォト治療を選択するようにします。
レーザー治療の場合、
シミの直径の合計が1cmあたり16500円(税込)となります。
フォト治療の場合、
頬のみ1回、16500円(税込)、6回82,500円(税込)
全顔面1回、22000円、6回110000円(トライアル料金1回11000円)【すべて税込】となります。
レーザーを当てた部位は1週間ほどはなるべく絆創膏などで覆っておいていただきます。
7日〜10日ほどほどかさぶたになってしまう点や、炎症後色素沈着(レーザー治療1ヶ月後くらいに現れてくる色素沈着で、放置すれば消えていきますが、数ヶ月から半年かかる事もあります)といった副作用があります。
当院でしっかりフォローさせいていただきます。炎症後色素沈着の治療薬でもあるハイドロキノンクリームを販売しております。
ほとんどのシミは1回のレーザー治療で取りきる事が可能ですが、残念ながらすべての老人性色素斑が1回で取りきれる訳ではありません。何度かレーザー治療を繰り返さなければ行けない事があるのも事実です。
Qスイッチアレキサンドライトレーザーが高額だから、というのがあります。当院ではシミの合計が1cmあたり16500円でご案内しております。またアフターフォローも施術後の再診料は無料ですので、ご安心ください。
可能です。洗顔、化粧も当日から行なっていただく事が出来ます。
可能です。レーザー治療であればお顔と同様に1cmあたり16500円、となります。
手背、前腕はフォト治療にも対応しております。
フォト治療の場合
医師、またはスタッフにご相談ください。
Qスイッチ付きレーザー以外ですとシミが取りきれない事も多々あります。またQスイッチ付きレーザーを使用した場合も、1回の治療ではシミが取りきれない事もあります。一度ご来院いただければと思います。
例えば肝斑や炎症後色素沈着にレーザー治療を行なうとかえってシミは濃くなってしまうでしょう。
そのため、レーザーは経験豊富な医師がしっかり診察した上で施術すべきであります。
また老人性色素斑に適切にレーザー治療を行なった場合やレーザー直後に強い光線を浴びてしまったり、こすったりした場合は炎症後色素沈着が強く出て、シミがかえって濃くなってしまうリスクが高まってしまいます。ただし、炎症後色素沈着も半年程度でほぼ消失しますのであまりご心配はいりません。
あまり頻度は高くないのですが取りきれなかった場合は再発する事もあります。その場合、申し訳ないですが、改めてレーザー治療を行なう事となります。
まずはカウンセリングからご予約ください。
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