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美容コラム

【ニキビ跡/毛穴】ダーマペンとポテンツァのどちらを選ぶべき?

毛穴やニキビ跡治療の代表格とも言える、ダーマペンとポテンツァ。
機器の特徴も似ているため、具体的に何が違うのかわかりにくいですよね。

今回はそんなダーマペンとポテンツァの違いについて解説していきます。ぜひ最後までお楽しみください。

ダーマペンについて

ダーマペンは片手で持てるほど小さな機械です。
電源を入れると先端から高速で針が出入りし、肌に当てることで肌に小さな傷をつけます。それによってコラーゲンの再生を促し、肌を再生させる治療です。ニキビ跡や毛穴で受ける方が多いのではないでしょうか。

ダーマペンのメリット

手軽な機械なので、多くの皮膚科で導入されている点がメリットです。費用も1回あたり1~3万円で受けられます。多少は痛いものの、ダウンタイムもさほど長く続きません。通常は3日ぐらいするとほぼ落ち着きます。

ダーマペンのデメリット

ニキビ跡が深い場合効果が乏しい傾向にあります。また毛穴に対しても、皮脂の分泌量が多いタイプにはあまり効きません。回数重ねる必要があることも、デメリットと言えます。ただ、5回、10回、15回と回数を重ねれば良い結果が出ることもあります。

ダーマペン

ポテンツァについて

ポテンツァは微細な針がたくさん出てくる点はダーマペンと同一です。違いは、針が出る瞬間に、針先からラジオ波という高周波が放出される点です。
ラジオ波によって皮膚の深部の真皮層に小さな火傷を作り、コラーゲンをギュッと引き締める効果をもたらします。さらにその火傷したコラーゲンから新しい成長因子が誘導され、傷を直そうとしてコラーゲンがたくさん作られるというメリットがあります。
ダーマペンとラジオ波をMixしたものがポテンツァと考えると良いと思います。

ポテンツァのメリット

熱でギュっと引き締めるため、ダーマペンより効果が強力です。ポテンツァも毛穴やニキビ跡の治療で受ける方が多いですが、ポテンツァの方が強力に効きます。
熱でギュッと引き締める効果があるため、顔が引き締まる効果(タイトニング)もあります。そのため引き締め効果も期待したい場合は、ポテンツァの方がメリットがある印象です。
ダウンタイムもポテンツァの方が少ないです。熱によって収縮させるため、赤みが出にくいのでしょう。

ポテンツァのデメリット

ポテンツァのデメリットは価格が高いという点です。機械もチップも高いので仕方がないのですが、1回あたり安くて7~8万、高ければ15万円ほどします。ポテンツァは効果も価格も高いと考えていただければ良いと思います。

ポテンツァ

赤み半顔実験

施術直後

3日後

5日後

ダーマペンとポテンツァの効果比較

ラジオ波のある分、ダーマペンよりもポテンツァの方が効果が高いです。大体ダーマペンの5回分がポテンツァの1回分に相当する程度、と思っていただいて良いかと思います。
またポテンツァは肌のひきしめ効果(タイトニング効果)があるのに対し、ダーマペンにはタイトニング効果はあまり期待できません。
肌の引き締めもしたい方、または効果を早く出したい方は、ポテンツァの方がおすすめです。

ダーマペンとポテンツァ、どちらを選べばよいのか?

ダーマペンとポテンツァ、どちらも一長一短です。
コストを抑えたい方はダーマペンから開始するのがおすすめですし、お金払ってても早く治したい方はポテンツァがおすすめです。また、引き締め効果も期待したい方はポテンツァでしょう。
どちらも人気があり良い治療ですので、ダーマペンでじっくりやるもよし、ポテンツァで素早くやるもよし、皆様のご希望に合わせて選ぶことをおすすめします。

まとめ

ダーマペンとポテンツァの違いについてご紹介いたしました。いかがでしたか?
どちらの方が良いか悩んでいて、自分で決められない!という方は、ぜひ当院へお越しください。
患者様一人ひとりに合わせて、適切な治療をご紹介させていただきます。

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監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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