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【ニキビ/毛穴】第2回イソトレチノイン服用の疑問にお答えします

今回の記事では、イソトレチノインの疑問点についてQ&A形式でお答えした第1回に引き続き、第2回となります。

イソトレチノインの疑問点を少しでも払拭し、安心してご使用いただく為の参考になればと思います。

 

■イソトレチノインについてはこちらをご覧ください。

イソトレチノイン

 

◆イソトレチノイン服用年齢に関するQ&A

Q: イソトレチノインの服用に年齢制限はありますか?

A: はい、イソトレチノインの服用には年齢制限があります。18歳以上が確実に安全であるとされています。

Q: 13歳未満の人はイソトレチノインを服用できますか?

A: いいえ、13歳未満では成長障害が報告されており、絶対に服用すべきではありません。

Q: 13歳から17歳の場合はどうですか?

A: 13歳から17歳の場合は、症状との相談が必要です。例えば、深刻なニキビによって心理的な影響がある場合は、リスクを説明した上でイソトレチノインの服用を検討することがあります。

Q: イソトレチノインを13歳から17歳の人が服用する際にはどのようなことに注意すべきですか?
A: イソトレチノインの服用を検討する際には、医師がリスクと利益を慎重に評価し、患者やその家族にリスクを十分に説明した上で行うことが重要です。心理的な影響やニキビの深刻さを考慮し、必要ならば服用を開始することがあります。

Q: イソトレチノインの服用に関する年齢制限の理由は何ですか?

A: 13歳未満の人にイソトレチノインを服用させると、成長障害が報告されているためです。18歳以上の人は安全に服用できるとされていますが、13歳から17歳の人については、リスクと症状のバランスを慎重に評価する必要があります。

イソトレチノインの服用量と長期服用のリスクに関するQ&A

Q: イソトレチノインの長期間の服用には注意が必要ですか?

A: はい、イソトレチノインを長期間服用する場合には注意が必要です。1年程度の服用であれば、特に問題はないと考えられますが、5年や10年といった長期間の服用に関しては、安全性を示すエビデンスが乏しいため、潜在的なリスクが懸念されます。

Q: 長期間服用のリスクにはどのようなものがありますか?

A: 長期間の服用により、骨粗しょう症などの健康被害の可能性が懸念されます。そのため、長期的な服用を行う場合は、骨粗しょう症などのリスクを考慮し、定期的な健康チェックが必要です。

Q: イソトレチノインの副作用にはどのようなものがありますか?

A: イソトレチノインには様々な副作用が報告されています。これらの副作用には、乾燥肌、唇の乾燥、頭皮の乾燥、肝機能障害、うつ病などが含まれます。

Q: 長期間服用すると、副作用のリスクはどうなりますか?

A: 長期間の服用により、これらの副作用が現れる可能性が高くなりますので、適切な管理と定期的な健康チェックが重要です。

Q: 長期間の服用を検討する場合、何を注意すべきですか?

A: 長期間の服用を検討する場合は、医師と相談し、骨粗しょう症などの健康被害のリスクを考慮し、定期的な健康チェックを行うことが重要です。また、服用中に副作用が現れた場合は、速やかに医師に相談してください。

Q: イソトレチノインの適切な服用量はどれくらいですか?

A: イソトレチノインの適切な服用量は、患者の体重や症状によって異なります。医師が個々の患者に合わせた適切な量を指示しますので、指示に従って服用してください。 Q: イソトレチノインの服用中に健康チェックは必要ですか?

A: はい、特に長期間服用する場合は、定期的な健康チェックが必要です。副作用の早期発見や適切な管理のために、医師の指示に従って健康チェックを受けることが重要です。

タバコとお酒に関するQ&A

Q: イソトレチノインの服用中にタバコを吸うことはできますか?

A: 一般的には推奨されません。タバコは皮膚の老化を促進し、皮膚の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。また、治療の効果を薄める可能性もあります。

Q: イソトレチノインの服用中にアルコールを摂取することはできますか?

A: 一般的には推奨されません。アルコールは肝臓の機能に影響を与える可能性があり、イソトレチノインとの併用で副作用のリスクが増加することもあります。

Q: タバコやアルコールがイソトレチノインの治療に与える影響は何ですか?

A: タバコやアルコールは、皮膚の健康に悪影響を及ぼし、治療の効果を薄める可能性があります。特にアルコールは肝臓に負担をかけるため、イソトレチノインの副作用が増加するリスクがあります。

Q: イソトレチノインの服用中に健康的な生活習慣を保つ理由は何ですか?

A: 健康的な生活習慣を保つことで、イソトレチノインの治療効果を最大限に引き出し、副作用のリスクを減らすことができます。また、タバコやアルコールは皮膚や肝臓に悪影響を与えるため、避けることが望ましいです。

Q: イソトレチノイン服用中に生活習慣について注意すべき点は何ですか?

A: イソトレチノイン服用中は、タバコやアルコールを避け、健康的な食事、適度な運動、十分な睡眠など、全体的な健康を維持する生活習慣を心がけることが重要です。

Q: イソトレチノイン服用中にタバコやアルコールを摂取してしまった場合はどうすればよいですか?

A: タバコやアルコールを摂取してしまった場合は、速やかに医師に相談してください。医師は適切なアドバイスや対応策を提供してくれます。

Q: 医師の指示に従うことが重要な理由は何ですか?

A: 医師の指示に従うことで、イソトレチノインの治療効果を最適に保ち、副作用のリスクを管理することができます。医師は患者の個々の状況に合わせたアドバイスを提供し、適切な治療計画を立てるため、指示に従うことが重要です。

◆イソトレチノイン内服中にやっても良い治療や施術Q&A

Q: イソトレチノインを服用中にレーシック手術を受けることはできますか?

A: イソトレチノインを服用中にレーシック手術を受けることは注意が必要です。通常、イソトレチノインの服用を手術の数週間前から中止することが勧められます。これは、イソトレチノインが目の乾燥を引き起こし、手術後の回復を妨げる可能性があるためです。

Q: イソトレチノインを服用中にレーシック手術を受ける際の注意点は何ですか?

A: イソトレチノインが目の乾燥を引き起こす可能性があるため、手術前に医師と相談し、適切な措置を取ることが重要です。手術の数週間前からイソトレチノインの服用を中止することが推奨されます。

Q: イソトレチノインを服用中に歯の抜歯は可能ですか?

A: はい、イソトレチノインを服用している場合でも歯の抜歯は可能です。一般的に、イソトレチノインの服用を止める必要はありません。

Q: 歯の抜歯前後に特別な注意が必要ですか?

A: 手術前後の注意事項については歯科医師と相談することが望ましいです。特別な注意が必要な場合や追加の指示がある場合は、歯科医師が適切に指導してくれます。

Q: イソトレチノイン服用中のレーシック手術と抜歯のリスクは何ですか?

A: レーシック手術の場合、目の乾燥が手術後の回復を妨げるリスクがあります。抜歯に関しては、イソトレチノインの服用自体が大きなリスクを増やすわけではありませんが、個々の症例によっては注意が必要です。どちらの場合も医師や歯科医師に相談することが重要です。

Q: 何を医師に相談すべきですか?

A: レーシック手術や抜歯を予定している場合は、イソトレチノインを服用していることを医師に伝え、手術前の適切な措置や手術後のケアについて相談してください。医師は患者の状態に基づいて最善のアドバイスを提供してくれます。

Q: イソトレチノインを服用中でも美容治療を受けることはできますか?

A: はい、一般的にはイソトレチノインを服用中でも、IPL、シミレーザー、レーザー脱毛、ダーマペン、ポテンザ、フラクショナルレーザーなどの治療を受けることが可能です。科学的なエビデンスからは、これらの治療をイソトレチノインの服用中に受けてもリスクが上がることはないとされています。

Q: それでも注意すべき点はありますか?

A: はい、医療機関や医師によっては、イソトレチノインの服用中の治療を制限している場合もあります。そのため、治療前に必ず医師と相談し、適切な措置を取ることが重要です。

Q: なぜ医師によって見解が異なるのですか?

A: 医師の見解や方針によって違いが出てくるのは、物事の見方やリスクの評価によるものです。例えば、飛行機の安全性についても、安全と考える人もいれば、事故の可能性を恐れて乗らない人もいます。これと同様に、イソトレチノインの服用中に治療を受けるかどうかも、医師の見解や患者のリスクへの考え方によって異なります。

Q: 美容治療を受ける前に何を確認すべきですか?

A: 自身の医師と相談し、イソトレチノインを服用中であることを伝え、治療の可否やリスクについて詳しく説明を受けることが重要です。また、自身の健康状態やリスクを十分に理解した上で治療を受けることが望ましいです。

Q: どのようにして適切な判断を行うべきですか?

A: 医師の指示に従い、自身の健康状態やリスクを十分に理解した上で判断することが重要です。疑問点や不安があれば、医師に遠慮なく相談し、納得のいく説明を受けてから治療を受けるようにしましょう。

Q: イソトレチノイン服用中に治療を受ける際の最も重要なポイントは何ですか?

A: 最も重要なポイントは、治療前に医師と相談し、リスクを十分に理解した上で適切な判断を行うことです。医師の指示に従い、治療の可否を確認し、必要な措置を講じることが求められます。

◆避妊期間

Q: イソトレチノインを服用した後に避妊期間が必要ですか?

A: はい、イソトレチノインの使用後に避妊期間が推奨されることがあります。一般的には、女性が妊娠するリスクを最小限に抑えるために、一定期間の避妊が必要です。

Q: 具体的にはどのくらいの期間避妊する必要がありますか?

A: イソトレチノインの治療を終了した後、女性は少なくとも1か月間避妊することが推奨されることがあります。この期間中に他の避妊方法を使用することが勧められることもありますが、これは個々の状況によって異なります。

Q: 男性の場合はどうですか?

A: 男性の場合、イソトレチノインの使用による避妊期間は通常考慮されません。男性がイソトレチノインを服用している間は、通常通り妊活を行うことができます。

Q: 以前は6か月間の避妊が推奨されていたという情報がありますが、現在でもその見解は一般的ですか?

A: 現在では、イソトレチノインの使用後の避妊期間が1か月に短縮されることが一般的です。医学の進歩や新しい研究結果により、この見解が広まりました。

Q: 避妊期間についてはどうやって決定すればよいですか?

A: イソトレチノインの使用に関する避妊期間については、個々の医師の判断に基づいて決定されることが一般的です。治療中は必ず医師の指示に従い、適切な避妊方法を遵守することが重要です。

Q: 女性の場合、なぜ避妊期間が必要なのですか?

A: イソトレチノインは胎児に重大な奇形を引き起こすリスクがあるため、女性が妊娠するリスクを最小限に抑えるために避妊期間が必要です。特に女性の場合、イソトレチノインの使用後に妊娠するリスクを最小限に抑えるために、医師の助言を受けることが重要です。

Q: 治療中に避妊方法について何を注意すべきですか?

A: 治療中には、医師の指示に従い、確実に避妊することが重要です。特にイソトレチノインの服用を開始する前に、適切な避妊方法を医師と相談し、治療期間中および終了後の避妊についても確認してください。

◆まとめ

以上、第1回、第2回とイソトレチノイン服用についての疑問点に関してお答えしました。

イソトレチノインに対するご不安は少しでも払拭することができましたでしょうか?

イソトレチノインは医師の指導の下、内服を行えば安全に内服することができます。

皆さんのお悩み改善に少しでも役立てられれば幸いです。

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監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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