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美容コラム

【ニキビ跡/毛穴】ダーマペンとフラクショナルレーザーのどちらを選ぶべき?

美容医療の中でも、ダーマペンやフラクショナルレーザーは有名ですよね。
いずれの治療法も、ニキビ跡やニキビ、毛穴治療などマルチな効果が期待できる治療です。
これらの違い、ご存じでしょうか?目的が似ているため、違いが分からない方も多いかと思います。

また、ダーマペンやフラクショナルレーザーについて調べるとネガティブな記事もたくさん出てきて、ちょっと怖いですよね。
今回はダーマペンとフラクショナルレーザーの違いやそれぞれのメリット・デメリット、効果がないといわれるケースの真相までまるっと解説します。

この記事を参考に、自分に合った美容医療を見つけてみてはいかがでしょう。

ダーマペンとは

ダーマペンとは、ペン状の機械の先端から小さな細い針が無数に出てきて、何十回も何百回も上下する機械です。それによって肌に小さな傷をつけ、真皮のコラーゲンやエラスチンの産生を促す治療を指します。

特徴などは後半で解説していきます。

フラクショナルレーザーとは

フラクショナルレーザーには様々なパターンがありますが、代表なものは炭酸ガスフラクショナルレーザーです。
炭酸ガスフラクショナルレーザーとは、レーザーを点状に照射することにより皮膚の再生を促す治療です。レーザーで面状に肌を焼いてしまうと、傷跡、特にケロイドになるリスクがあります。そのため、傷跡のリスクを回避するために、点状、あるいは何らかの模様状にレーザーを照射し、皮膚の再生、コラーゲンの再生を促します。

特徴などは後半で解説していきます。

ダーマペンとフラクショナルレーザーの共通点

ダーマペンとフラクショナルレーザーの大きな共通点は、皮膚に微細なダメージを与えることによって皮膚の再生を促すという点です。
それから目的も似ています。毛穴の開き・ニキビ跡のクレーター・小じわのお悩みに対し施術を受ける方が多いです。若返りを目的として受ける方もいます。

ダーマペンとフラクショナルレーザーの違い

まず、ニキビ跡への効果が違います。実はダーマペンよりも炭酸ガスフラクショナルレーザーの方が、ニキビ跡へは効果が高いと言われています。その反面、ダウンタイムや副作用はフラクショナルレーザーの方が多い傾向にあります。フラクショナルレーザーの場合は一時的にカサブタになるため、ダウンタイムを避けたい方はダーマペンの方がおすすめです。


フラクショナルレーザー3日目


フラクショナルレーザー5日目


ダーマペン3日目


ダーマペン5日目

ダーマペンの特徴

ダーマペンは毛穴やニキビ跡の適応があります。加えて、ダーマペンを含むマイクロニードル療法自体はもともと ケロイドに対する治療として確立しているため、ケロイドのある方でも受けることができます。受けられない方はあまりいらっしゃらない印象ですが、血がすごく止まりにくい方は注意が必要です。

ダーマペンのメリット

メリット①ダウンタイムが短い
ダーマペンは施術後少し赤くなるものの、そこまで目立たないことが特徴です。
外に出れない程のレベルではなく、また赤みも2日ぐらいするとおさまりますので、お化粧やマスクで十分隠せる範囲です。

メリット②費用が安価
メリット2つ目として、費用が安価である点が挙げられます。
機械が小さく施術も簡単であるため、1回1万円~3万円程度と、比較的低価格で施術が受けられます。

ダーマペンのデメリット

デメリット①少し痛みがある
ダーマペンのデメリットは、少し痛いという点です。麻酔クリームを使用しますが、若干の痛みが生じます。

デメリット②深いニキビ跡には効果が乏しい
ダーマペンは一番深くて2.5mmですが、深いニキビ跡には2.5mmでは足りない、効果が十分ではない傾向にあります。

フラクショナルレーザーの特徴

フラクショナルレーザーはダーマペンと同じく、ニキビ跡、とくにクレーターへ適応があります。顔全体にクレーターがある方や毛穴悩みのある方には非常におすすめの治療法です。

受けられない方はさほどいませんが、ダウンタイムが取れない方には向いていない治療法です。

フラクショナルレーザーのメリット

メリット①効果が高い
フラクショナルレーザーは、手術を除けば最も強力なニキビ跡治療といえます。ダーマペンと違い、深いニキビ跡に対しても治療は可能、という点を考えると、 手術以外では最も効果的な治療法なのです。

メリット②シワにも効果がある
フラクショナルレーザーは、ニキビ跡・毛穴以外のシワにも効果を示します。そのため、ニキビ跡やシワなど複数の肌悩みがある方には、フラクショナルレーザーがおすすめです。

フラクショナルレーザーのデメリット

デメリット①ダウンタイムがしっかりある
フラクショナルレーザーの場合、5日から7日間ぐらいはカサブタになります。額や目周りなどマスクで隠れない位置に照射するのであれば、ダウンタイムを考慮したスケジュールが必要です。
また、カサブタ自体は1週間程度で治りますが、照射後の赤みが2~3ヶ月継続することがあります。

デメリット②色素沈着のリスクがある
20%ぐらいの確率で、照射後に色素沈着が出現し黒ずんでしまうことがあります。ただ、半年ぐらいで良くなるためさほど心配せずとも大丈夫です。

「効果を実感できなかった!」原因は?

ネット記事などでも、ダーマペンやフラクショナルレーザーについてよく掲載されていますよね。「ダーマペンは効果がない!」「フラクショナルレーザーは無効!」などの記事もよく見ると思います。ダーマペンもフラクショナルレーザーも、科学的に効果が証明された治療法ですので、効果がないわけではありません。原因は、症状に対する治療法の選択、いわゆる適応を間違えているケースが殆どです。

例えば軽症のニキビ跡であればどちらも効果的ですが、重症の場合、どちらも不十分であるケースが出てきたりします。「ダーマペンやフラクショナルレーザーが誰に対しても効かないのではなく、そもそも適応がなく向いていない症状に対して施術したために効果が出ない」ということですね。

ではそんなとき、一体どうしたらいいのでしょうか?

重度のニキビ跡の場合

重症のニキビ跡やアイスピック型ニキビ跡の場合、ダーマペンやフラクショナルレーザーでコラーゲンを増やしてもほぼ改善しません。ニキビ跡の端(エッジの部分)をレーザーでキチンと削り、加えて下に引っ張られてる繊維を針で切断して肌表面を盛り上げやすくする治療(サブシジョン)を行う必要があります。
ニキビ跡が重症の方は、ダーマペンやフラクショナルレーザーでスタートしてもいいですが、効かない場合はレーザーとサブシジョンのコンビネーション治療を検討されることをおすすめします。

毛穴治療の場合

また、毛穴治療で効果が見られないケースもよくあります。これはもともと皮脂の分泌量が多い場合が殆どです。
皮脂分泌量が多い方の場合、ダーマペンやフラクショナルレーザーだけで毛穴の開きを改善することはできません。これらはコラーゲンを増やし毛穴を引き締めるための治療なので、皮脂分泌量が多い方にはほぼ無効と言えます。
そういったケースでは、トレチノインの塗布・イソトレチノイン服用・マイクロボトックス注射などにより皮脂の分泌量を減らす治療を行う必要があります。

今回は、ダーマペンとフラクショナルレーザーの違いについて解説いたしました。
どの治療を受けようかお悩みの方の参考になれば幸いです。

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監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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