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2021年03月05日

メンズ脱毛は痛い?髭など部位ごとの痛みについて紹介します。

近年は脱毛する男性が増えており、特に髭やVIOなどの脱毛が人気を集めています。 しかし、メンズ脱毛といえば「痛い」というイメージも強いことから、脱毛する決心がつかない男性も少なくありません。 そこで今回はメンズ脱毛の痛みが不安な方に向けて、部位ごとの痛みや脱毛の種類による痛みの違い、痛みを減らす方法をご紹介いたします。

メンズ脱毛は痛い?

脱毛する部位によって痛みに違いはありますが、メンズ脱毛のなかでも人気の「髭脱毛」は比較的強い痛みを感じます。 「輪ゴムではじかれたような痛み」「耐えられるほどの痛み」「泣くほど痛い」など、痛みには個人差があります。

痛みが不安で脱毛をためらう方もいらっしゃいますが、クリニックで脱毛をする場合、痛みに弱い方は麻酔で痛みを軽減することができます。 完全に痛みをなくすことはできませんが、かなり痛みを軽減できますので、痛みが心配な方はカウンセリング時に医師と相談してくださいね。

部位による痛みの違いについて

レーザー脱毛では、レーザーがメラニン色素に反応することによって脱毛する仕組みとなっています。太い毛が生えている箇所や毛が密集している箇所はレーザーの反応が強いため、痛みも強く感じるのです。 部位によって痛みに違いがありますので、脱毛しようとお考えの部位はどれほどの痛みが伴うのか事前に確認しておくと良いですね。

【部位による痛みの違い】
部位 痛み
ワキ
背中
VIO
お尻

髭脱毛も場所によって痛みが違う?

髭が生える部位は知覚神経が鋭敏で、皮膚が薄くて毛が密集しており、かつ、高出力でレーザーを照射しないと十分な効果が得られないため、髭脱毛は比較的強い痛みを伴います。しかし、髭脱毛と一口に言っても鼻下や口下、顎などの場所によって痛みは違います。 一般的には顎、口下、鼻下の順に痛みが強くなります。

鼻下

鼻下は顔のなかで最も痛みを感じやすい部位です。
皮膚が薄くて骨に近いことや、知覚神経が密集していること、毛が密集していることが理由と考えられています。

人によっては我慢できないほどの痛みを感じることもありますので、痛みに弱い方は麻酔を検討しましょう。

口下

口下は鼻下の次に痛みを感じやすい部位です。 太くて濃い毛が生えることから、痛みはやや強めです。

顎は髭脱毛のなかでは比較的痛みが弱い部位です。 鼻下や口下よりは痛みを感じませんが、それでも二の腕や背中など他のパーツに比べたら痛みは強いです。

ヒゲ脱毛の詳細はこちら

脱毛の種類による痛みの違い

レーザー脱毛

レーザー脱毛は、レーザーを皮膚の表面に照射して脱毛していく方法です。 黒い色に反応しやすいレーザーを照射しますので、毛にレーザーが吸収されて熱が発生します。この熱で「毛乳頭」や「バルジ領域」といった発毛組織を熱破壊するため、永久脱毛に至ります。

レーザー脱毛の原理的に無痛で治療することは難しく、やや痛みが伴います。

光脱毛

フラッシュランプを使った光脱毛はエステサロンなどでよく使用される脱毛方法で、比較的痛みが少ないです。 光脱毛の原理はレーザー脱毛と同じで、黒い色に反応しやすい光を皮膚に照射して脱毛していきます。 光脱毛は広範囲に照射できるため1度の施術時間が短いメリットがある一方、光の出力が弱いため施術回数が多い、日焼けしていたり肌の色が濃かったりすると火傷のリスクが大きい等のデメリットもあります。

針脱毛

針脱毛(ニードル脱毛)は、毛穴に微小な針を刺して高周波電流を流して脱毛していく方法です。高周波電流を流すと針に熱が発生し、その熱で「毛乳頭」や「毛包」を破壊して永久脱毛します。毛根を一つずつ破壊していきますので、脱毛効果は非常に高いです。 針脱毛は数ある脱毛方法のなかで最も痛みが強いのが特徴です。

髭脱毛が痛い理由は?

メラニン色素が多い

レーザー脱毛や光脱毛はメラニン色素(毛の黒い色)に反応しますので、メラニン色素が多く含まれていて、毛が密集している「髭」や「ワキ」、「VIO」などは熱エネルギーが多く発生して痛みが増します。 そのため、1回目や2回目など脱毛したての頃は特に痛みが強くなります。

皮膚が薄い

顔の皮膚は薄いため、二の腕など皮膚の厚い部位に比べると痛みを感じやすくなっています。顎、口下、鼻下は皮膚が薄くて敏感なため、脱毛時に痛みが伝わりやすいのです。

高出力の治療が必要

髭は毛包が大きく、かつ深くまで及んでいるため、低出力の治療では十分な効果が得られません。そのため最初から高出力でレーザーを照射することが多いのですが、それにより痛みを感じやすくなります。

痛みを減らすには?

保湿をする

皮膚のターンオーバーが乱れていると肌は敏感になり痛みが増してしまいます。 乾燥は皮膚のターンオーバーを乱す原因となりますので、保湿を徹底しましょう。肌の調子を整えることで痛みを減らせますので、脱毛をしている時期は特にスキンケアに力を入れてくださいね。

日焼けをさける

レーザー脱毛や光脱毛は照射した際にメラニン色素に反応しますので、日焼けで皮膚の色が濃くなっていると皮膚表面で熱エネルギーが多く発生して痛みが増します。 脱毛中は日焼け止めや帽子などを使って紫外線対策をし、日焼けをさけることが大切です。

麻酔を使用する

エステサロンは医療行為ができないため麻酔は使用できませんが、クリニックでは麻酔を使用してから脱毛することができます。 脱毛で用いられる主な麻酔は、笑気ガスや麻酔クリーム、麻酔テープ、局所麻酔、ブロック麻酔などです。 痛みに弱い方や、痛みが強い部位を脱毛する方は医師と相談のうえ麻酔を使うと安心ですね。

脱毛前の注意点

誤った自己処理をしない

皮膚の表面に出ている毛があると、そこで熱が発生して痛みが増しますので施術前にきちんと剃毛することが大切です。 しかし、毛抜きやワックスで自己処理をすると肌に刺激を与えてしまいますし、毛がないとレーザーを照射しても毛根で熱が発生させられないため、行わないようにしましょう。電動シェーバーなどで肌を傷つけないように優しく処理するようにしましょう。

特定の薬の服薬

服用している薬によっては光線過敏症が起こり、皮膚に赤みや痒みなどの症状がでることがあります。服用している薬がある場合には必ず医師にその旨を伝えるようにしてください。

飲酒しない

お酒を飲むと肝臓が体内の水分を使ってアルコールを分解するため、肌の水分も減ってしまいます。肌が乾燥している状態で脱毛すると痛みが増します。 また、飲酒で血行が良くなることで肌に痒みや湿疹がでることもありますので、施術前後は飲酒しないでください。

まとめ

メンズ脱毛のなかでも人気の髭脱毛は、脱毛時の痛みが強い部位です。 基本的には脱毛の回数を重ねるごとに痛みは軽減しますので、1番痛みを感じるのは初めて脱毛する時ということになります。 クリニックでは麻酔をしてから脱毛することができますので、痛みに弱い方も安心して施術をお受けいただけます。

部位にもよりますが、医療脱毛では5~6回ほどで脱毛が完了します。長くても1年ほど通院すれば、毎日の髭剃りから解放されることになります。

当クリニック“はなふさ皮膚科”では、痛みが少ない医療レーザー脱毛器「ライトシュアデュエット」をご用意しております。初めて脱毛をする方にもおすすめですので、ぜひ気軽にお問い合わせください。

ライトシュアデュエットの詳細はこちら

監修医師紹介

院長
花房 火月(ハナフサ ヒヅキ)
経歴
  • 平成18年3月  東京大学医学部医学科卒
  • 平成18年4月  癌研究会有明病院(初期研修医)
  • 平成19年4月  東京大学医学部附属病院(初期研修医)
  • 平成20年4月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(専門研修医)
  • 平成20年7月  東京大学医学部附属病院皮膚科・皮膚光線
    レーザー科(助教)
  • 平成20年12月  NTT東日本関東病院皮膚科(医員)
  • 平成22年7月  東京厚生年金病院皮膚科(レジデント)
  • 平成23年7月  三鷹はなふさ皮膚科開設
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